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「今日の1曲」 2021.11.13 - 11.19

11月13日(土)
今日の1曲 は、アメリカのあのロック・バンドのフロントマンをつとめるあの人による新曲です。

このバンド、メンバーの1が亡くなったのですが、その遺志を次いでバンドは存続しているのですが、今日の曲はソロ名義なんですね。

歌っているのは、かれこれ150年ほども前に書かれたという、あの有名な曲……のブルージーなカバー・バージョンです。

つい先日リリースされた曲です。19時ごろに。

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【Jingle Bell Blues (2021)】
ZZトップのビリー・ギボンズが最近ソロでリリースした新曲は、この150以上年前に書かれたクリスマス・ソングでした。ミシシッピ出身のブルーズ・ミュージシャン、ジミー・リードのスタイルを意識して演奏され、彼へのオマージュとなっています。


11月14日(日)
今日の1曲 も昨日同様、古い曲ですが、こちらは1927年に書かれたスタンダード・ナンバーです。作者自ら歌うバージョンでも有名ですが。

スタンダード・ナンバーとして、数多くのバージョンががある曲です。歌モノとしてもインストルメンタルとしても名演が沢山あります。日本では、あるバラエティー番組のエンディング・テーマでした。

今日はその名曲を、現在YouTubeなどで活躍している2人の男女のミュージシャンによるコラボ・カバー(歌とギター)でどうぞ。

つい最近公開された動画です。19時ごろに。

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【Stardust (2021)】
ホーギー・カーマイケル作のスタンダード中のスタンダード・ナンバー。アラカン世代には『シャボン玉ホリデー』のエンディングとしても懐しい曲ですが、今日はYouTubeで多くのカバーを発信しているアリソン・ヤングの歌とジョシュ・ターナーのギターで。


11月15日(月)
今日の1曲 は今現在放送中のテレビドラマのエンディング・テーマなんですが。最初観た(聴いた)とき、聞いたことのないグループ名が流れていまして。

ただ、曲は1980年代のシティ・ポップ系の曲を彷彿とさせていたので、まあ狙って作ってるんだと思ったんですけど。しかしこのグループについては謎だったんですが。

そのグループ、というか女性のデュオなんですが、その正体が明らかになったんですね。作曲家も含めて、なんだ、そういうことかよ、という感じなんですが。

つい先日公開になった、曲です。19時ごろに。

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【Watching over You (2021)】
Peach & Apricot (ピーチ&アプリコット)は竹内まりやと杏里が結成したデュオ・チームで、この曲はテレビ朝日系ドラマ『和田家の男たち』のエンディング・テーマになっています。作・編曲は林哲司。ギターで山下達郎も参加?とか。


11月16日(火)
今日の1曲 は1990年代のロックのヒット曲ですが、オリジナルは1970年代の全米No.1ヒット・ナンバーなんですね。

オリジナルの方は、フォーク・ロック系の男性シンガーソングライターが歌っていましたが、今日のバージョンは、ヘビメタ系のバンドが演っています。

なので、オリジナルのアレンジとはかけ離れているかと思ったら、結構オリジナルへのリスペクトもちゃんと感じられるアレンジなんですね。

1993年のヒット曲でした。19時ごろに。

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【Cats in the Cradle (1993)】
オリジナルはハリー・チェイピンの1974〜5年にかけてのヒット曲で、全米1位になっています。HR/HMバンドのアグリー・キッド・ジョーによるこちらのバージョンは彼らのデビューアルバムからシングルカットされ全米6位のヒットになりました。


11月17日(水)
今日の1曲 も、昨日と同じ1990年代に出たロックのヒット・ナンバーです。今日の曲はカバーではなくて、オリジナルのオルタナ系の曲なんですけどね。

バンドの曲ではなくて、ソロのアメリカの男性シンガーソングライターによる曲です。彼は西海岸出身なんですが、ニューヨークで活動したのちにまた西に戻って発表したこの曲でブレイクしました。

当時の時代的な背景もあって、フォークやらヒップホップやらの要素が入り混じった、そんなスタイルで、特にサビのフレーズが耳につく、そんな曲です。

1994年のヒット曲です。19時ごろに。

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【Loser (1994)】
LA出身のオルタナティブ・ロック・ミュージシャン、ベックのデビュー・アルバムからのヒット曲。意味不明の歌詞に、ロック、フォーク、ブルーズ、ヒップホップのミクスチャーみたいなノリの曲。発表当時サビのフレーズが頻繁に流れていたのを思い出します。


11月18日(木)
今日の1曲 も1990年代のロック系のアーティストによる曲なんですが、今日のは女性ソロ・シンガーソングライターのヒット曲です。

この曲の前に、デビュー・アルバムからのシングルカットで、より大きなヒット曲を出していたのですが、この曲も全米トップ10入りするヒットになりました。

前作よりは地味といえば地味な曲で、アコースティックなアレンジでしかも変拍子というちょっと異例な感じのヒット曲でした。変拍子といってもプログレ的な曲ではないですが。

1994年から翌年にかけてのヒットでした。19時ごろに。

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【Strong Enough (1994ー5)】
シェリル・クロウのデビュー・アルバムからの「オール・アイ・ワナ・ドゥ」に続くシングルカット。メランコリックな歌詞に6/4拍子という変拍子のフォーク・ポップ調の曲で、前作ほどコマーシャルな作りではないものの、全米5位のヒットでした。


11月19日(金)
今日の1曲 も1990年代中盤のオルタナ系ロック・バンドのヒット曲です。1988年に結成され、1990年代には数々のヒット・アルバムを生み出したバンドです。

その後一度解散したものの、再結成して今も活動を続けています。そんな彼らのシングルとしては、もっともチャート上位に食込んだのが今日の曲です。

バンドのフロントマンが、自らの思春期を題材に書いたという曲で、彼としても特に思い入れの強い曲だそうです。MVも彼が生れたシカゴで撮られています。

1996年のヒット曲。19時ごろに。

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【1979 (1996)】
スマッシング・パンプキンズの3枚目のアルバム『メロンコリーそして終りのない悲しみ』からのシングルで、チャート的には彼らの最大のヒット曲。リード・ヴォーカルのビリー・コーガンが自分の思春期の始まり(1979年に彼は12歳)を題材に書いた曲だとか。


好きな音楽を紹介したり、演奏したり、音楽をテーマにした笑えるショートフィクションを書いています。ジャムセッションが好きなので、そのネタが多いです。