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「今日の1曲」2022.12.02 - 12.08

12月2日(土)

今日の1曲 は1960年代の終わりごろから活動を続けているアメリカ西海岸のロック・バンドの曲です。彼らの3枚目のアルバムのタイトル・チューン。

ちょうどこのアルバムをレコーディングしていた頃、日本のあのロック・バンドも同じスタジオでアルバムのレコーディングをしてたそうで。日本のバンドが、スタジオで演奏を見学したとかいう話もあるバンドです。

このバンド、創立メンバーのギタリスト兼ヴォーカルの人が若くして1970年代末に亡くなってしまい、解散の危機となりましたが、それを乗越えて今も活動を続けているようです。

そんなバンドの1973年リリースのアルバムからの1曲です。19時ごろに。

【Dixie Chicken (1977)】
ロサンゼルス出身のバンド、リトル・フィートの1973年リリースのアルバムのタイトル・チューン。ちょうどそのアルバムのレコーディング中に、はっぴいえんどの4人がLAのスタジオにいて、現場を見学しているそうです。映像は1977年のTV番組から。


12月3日(日) 

今日の1曲 は、1980年代中ごろのカナダの男性ロック・ミュージシャンによるヒット曲です。全米1位を獲得した彼の4枚目のアルバムからの先行シングルでした。

この曲も、全米トップ10入りをして、ロック・チャートでは4週連続1位を獲得しています。自分を愛してくれる女性がいるのに、別の女性に走ってしまうというような内容の曲なんですが。

この曲をミュージック・ビデオで見ると、それにちょっとヒネリが加わった形になっています。世のギタリストにとっては結構笑えるかもしれません。

1984年から翌年にかけてのヒット曲でした。19時ごろに。

【Run to You (1984-5)】
ブライアン・アダムズの全米6位にまで上ったヒット曲で、彼の4枚目のアルバムからの先行シングルでした。男が自分を愛する女性を差し置いて別の女性に「走る」というような内容の歌詞ですが、ミュージック・ビデオを見ると、その走る先はギター?


12月4日(月)

今日の1曲 は1970年代前半のアメリカの女性シンガーソングライターによるナンバー。今日の曲も彼女の書いたもので、大ヒットとまではいきませんでしたが、アダルト・コンテンポラリーチャートでは1位になりました。

彼女は1970年代初めに、ソロ・アルバムが大ヒットして、今も名盤として聴かれていますが、このアルバムもその流れで、全米2位になってゴールド・ディスクになっています。

この女性シンガーが70年代に行ったライブ・コンサートを記録した映画がつい最近公開されていましたが、この曲もピアノの弾き語りで歌われていました。

1972年リリースの曲です。19時ごろに

【Been to Canaan (1972-3)】
キャロル・キングのアルバム『喜びは悲しみの後に』(Rhymes and Reasons)からのシングル。アダルト・コンテンポラリー・チャートでは1位を獲得しています。最近公開された、セントラル・パークでのライブを収めた映画でも歌われていました。


12月5日(火)

今日の1曲 は1960年代末から今も活動を続けているアメリカのロック・バンドの数あるヒット曲の1つです。1980年代中ごろの曲。

1980年代にはこのバンドのサウンドはいわゆるAOR系のソフトな曲が中心になりますが、今日の曲もそんな感じの曲でした。

バンドのメンバーの一人とプロデューサーの共作ですが、もともとは別の男性シンガーのために急いで書かれたモノでした。結局、そのシンガーは歌わなかったので、自分で歌うことになったそうです。

1985年のヒット曲です。19時ごろに

【You’re the Inspiration (1985)】
アルバム『シカゴ17』からのシングルで、全米3位に上るヒットでした。もともとケニー・ロジャーズのために曲が必要なため、デヴィッド・フォスターとピーター・セテラが書き上げた曲だそうですが、結局セテラ本人が歌うことになりました。


12月6日(水)

今日の1曲 は、1970年代に特に活躍したアメリカのR&B/ソウル系男性シンガーソングライターのヒット曲。彼の7枚目のアルバムからのシングルでした。

この人といえば、自ら指揮するストリングスを交えたオーケストラに乗せた彼の低音のセクシーなヴォーカルというのが定番のパターンなんですが。この曲では、ストリングスはいるものの、彼の低音の魅力(笑)はちょっと抑え気味です。

この曲がこの人には珍しく他の人の書いた曲というのがあるのかもしれませんが、この曲ではファンキーなリズムにのせて、わりと可愛く(?)歌っています。タイトルはセクシーなんですけどね。

1977年のヒット曲でした。19時ごろに

【It’s Ecstasy When You Lay Down Next to Me (1977)】
バリー・ホワイトのヒット曲で、全米4位に上り、R&Bチャートでは5週連続1位を獲得したというヒット曲。おなじみのオーケストラはいますが、彼にしてはあまり低音を響かせず、ファンキーな仕上りになっていますね。


12月7日(木)

今日の1曲 も、1970年代を中心に活躍したアメリカの男性シンガーソングライターのヒット曲です。今日の人はポップス系のバラード系の得意な人ですが、アレンジャー、プロデューサーとしても活躍しました。

今日の曲は、1970年代終わりごろに公開された、当時人気の女優とコメディアンの主演によるヒット・コメディ映画のテーマ曲として作られて、サントラに使われた曲でした。私、当時この映画を観たので、よく覚えています。

この曲の前にディスコ調のアップテンポの曲をこの人が歌ってヒットしていましたが、この曲はお得意のバラード調のラブ・ソングで、この曲もヒットしています。

1979年のヒット曲を、19時ごろに。

【Ready to Take a Chance Again (1978-9)】
昨日に続いて、1970年代に活躍したもう1人のバリー、バリー・マニロウお得意の歌い上げ系バラードで、全米11位になるヒットになっています。ゴールディ・ホーンとチェビー・チェイス主演の映画『ファウル・プレイ』の主題歌。


12月8日(金)

今日の1曲 は、1970年代中ごろ、アメリカのいわゆるフィラデルフィア・ソウルの有名人気グループの数あるヒット曲の1つです。世界的なヒットになった曲でした。

特にイギリスではチャート1位になりましたし、その他のヨーロッパの国でも軒並み上位に入りました。日本でもたしかオリコンの洋楽チャートの1位になっているヒット曲なので、今でもときどき耳にする曲です。

うちの近所のド○・キ○ーテでもこの前かかってました(笑)なんですが、実はアメリカでは大したヒットにならなかったんですね。それまでこのグループが組んでいたプロデューサー/ソングライターの人から離れたのが原因かなどといわれてますが。

そんな1975年のヒット曲を、19時ごろに。

【Can’t Give You Anything (But My Love) (1975)】
スタイリスティックスがトム・ベルとのコンビを解消した後に発表したシングルで、その影響なのかアメリカではあまりヒットしませんでしたが、全英3週連続1位を獲得するなどヨーロッパや日本では大ヒットになっています。

好きな音楽を紹介したり、演奏したり、音楽をテーマにした笑えるショートフィクションを書いています。ジャムセッションが好きなので、そのネタが多いです。