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女友達との信頼と絆

私は女です。冒頭から変な一文ですが、男の人にとっての女友達と、女の人にとっての女友達って同じではないなと思い、この一文から書き始めました。

昨日は、郊外に住む女友達を訪ねました。同い年の子供がいて、お互い洋裁や手芸が好きで、東京やその近辺の似たようなエリアで過ごしたことがあり、今住んでいる街に引っ越してから数年来仲よくさせてもらっています。彼女の家からの帰り道、女友達っていいなあと思いました。

私立の中高一貫の女子校に通って、いじめにあったこともあるのか、湿度が高めな人数多めの女性のグループは今でも苦手です。その反動で大学は学科90人中女子6人という男子校のような世界に飛び出して、その後15年くらい、男の人の多い世界にいました。男の世界にも大変なことはあると思うのですが、男の世界の「外国人」として居心地よく過ごしました。

でも、振り返ってみると、女友達には、節目節目で助けられ、日々の安心感をもらっているんですよね。中学時代からの友人一人は、人生のダークな部分も話せるよい酒飲み友達になりました。離婚することになったときにも、女友達に話を聞いてもらいました。家族の問題に直面したときにも、女友達が救いの手を差し伸べてくれました。親切な男の人もたくさんいるんですけどね。

ピンチの時でなくても、なんとなく集まって料理をしたり、カフェでゆっくりお茶をしたり、ダークジョークも交えて話して笑って、楽しいんですよね。

フランス女性は太らない』が世界的にヒットして、高級シャンパンブランド「ヴーヴ・クリコ」のアメリカの元CEOとしても知られるミレイユ・ジュリアーノは『フランス人の40歳からの生きる姿勢』の中で次のように書いています。

女性の人生においては、どんな時代も女友達との付き合いは欠かせない。

ミレイユ・ジュリアーノ著『フランス人の40歳からの生きる姿勢』 (p.31). Kindle 版

フロリダにいる友人は、平日は毎朝、仕事の前に近所に住む女友達と30分ほど歩きながらおしゃべりするそう。すばらしい。効能がたくさんあるでしょうね。メキシコの古い格言に〝おしゃべりは心の栄養〟というのがあるらしい。ということは、歩きながらおしゃべりすれば2種類の心の栄養になるというわけ。

ミレイユ・ジュリアーノ著『フランス人の40歳からの生きる姿勢』 (p.129). Kindle 版

女友達のみんな、ありがとう。これからもお互いに助け合って、励まし合って、たくさん笑って、人生の時間を共有できたらいいなと思うのでした。


写真: 昨日は、友人宅で試作中のフォーを一緒に作ってお昼ご飯に食べました。私は料理を一緒にできる人と仲良くなる気がします。

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