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創作大賞2024: 環境先進国ドイツで作る多国籍菜食料理

noteでは日々のことも雑多に書きつつ、「環境先進国ドイツで作る多国籍菜食料理」という軸でブログを書いています。イタリアから素敵なレシピとストーリーを発信されているカジョリカさんが創作大賞に応募されているのを見て、私も応募したいと思いました。

私がなぜ食に関わる仕事をしているのか、菜食にこだわる理由についてふれて、noteに投稿した菜食レシピを紹介しようと思います。

なぜドイツで食に関わる仕事をしているのか

もともとコンピュータサイエンスや情報学の勉強をして、エンジニアとして働いていたのですが、食べるのが大大大好きで、食べ物の中でも野菜が大大大大大大好きで、日々おいしいおいしいと食べています。

ドイツに住んでいるのは偶然です。オーストリアの芸術大学に研究滞在していたときに、ドイツから同じ街に来ていた今のパートナーと知り合って、インドを経てドイツに流れ着きました。

ドイツでパートナーと暮らし始めて、ほとんど野菜を食べなかった彼にびっくりしつつも、あれこれ出してみると、これまで食べなかった野菜やチーズを食べ始めて、これがうれしくてうれしくて、「こんな風にもっとみんなが食を再発見していったらいいのに!」と思っていたら、料理が仕事になり始めました。

今はドイツのライプツィヒで、地元産の紫蘇を使ったシロップなどの製品のデザインと生産、食に関するイベントの企画、ケータリング、マーケットへの出店をしています。

私が菜食にこだわる理由

多種多様な野菜っておもしろくないですか、おいしくないですか?小さなバルコニーで育てられるのもよいところです。母や祖父母が四季の野菜をおいしく食べさせてくれて、育てるところも含めて野菜好きになりました。

さらに、2011年の震災、その後のヨーロッパ生活で食や動物の扱いについてより深く考えるようになりました。私にとって自由であることはとても大事で、動物にもできるだけ自由でいてほしくて、もともと野菜中心の生活でしたが、たまの例外はあるものの2020年の秋から原則的にベジタリアンです。今年の1月は1ヶ月ヴィーガンで過ごすヴェガニュアリーにもチャレンジしました。

でも「あなたも明日からヴィーガンになるべし!」とは思っていなくて、みんなで持続的な方法で辛い思いをしている動物を減らしたり、環境のことを考えたりしていけたらいいなと現実的に考えています。

これまでに書いた菜食レシピ

趣味なのか仕事なのか、はたまた人生なのか、ご飯と野菜が大好きすぎて、インターネット上にレシピを書き残しています。

noteでもいくつかレシピを書きました。以下の二つはどちらもドイツのマーケットで販売しているもののレシピですが、コピーして売る人がいたらそれはそれでうれしいし、私もたくさんの人やレシピから学んだし、コンピューター業界で学んだオープンソース精神で公開しています。

ベジタリアン・ヴィーガンの料理というと、制限があって、作業行為が多くてめんどうと思う人もいるかもしれませんが、必ずしもそうではないことも紹介したくて、以下のような投稿もしました。

時間や手間をかけすぎず、でもおいしいという観点からは、最近、サラダの作り方についてマガジンを作って書き始めました。

noteの他には、長らくHive Blogというブロックチェーンベースのソーシャルメディアに、食についての記事や、ヴィーガン・ベジタリアンのレシピを英語と日本語で書いています。Hive Blogには山のようにレシピを書いてきたのですが、代表作はSoup Storiesという連作でしょうか。将来本を書きたくて、その練習も兼ねて書き始めました。

亡き母から続く大のパン好き&パン作り好きで、Hive Blogではパンのレシピも書いています。ドイツにはパンに呼ばれてきたのかもしれません😁

将来の夢は・・・

食に加えて、文字を書くのも読むのも大好きで、インターネットの黎明期から記事を書き始めて、仕事になり、技術系の執筆・翻訳を本業としつつ、文化・芸術系のトピックで書くこともあります。公開されているものだと、ドイツニュースダイジェストという紙とウェブのメディアでライプツィヒのレポーターをしています。

ゆくゆくは菜食レシピ本、文化と食についての本を作りたいと夢見ています。

ドイツで食に関する仕事をしていると「本当の和食を紹介していて、かつヴィーガン・ベジタリアンの本ってない?」と聞かれることがあります。日本語で書くのか、英語で書くのか、はたまたドイツ語で!なんて、妄想は止まりません。

以上、創作大賞のレシピ分野への応募記事でした!何かいいご縁があるとうれしいです。果報は寝て待てならぬ、果報を食べて待ちます 🍅

#創作大賞2024 #レシピ部門


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