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パンツァネッラ - 暑い日にうれしい適当パンサラダ

(記事リストで誤って消してしまったのでもう一度投稿します。下書きが残っているのだと思い・・・😭)

イタリアのパンサラダ「パンツァネッラ」はガスパチョ並みの簡単さで、ブレンダーを洗わなくていい分、ガスパチョよりも手軽かもしれません。

作り方は、ハード系のパン1枚を1.5cm角くらいに切り、同じく一口サイズに切った野菜を加えて、オリーブオイルとバルサミコ酢、塩で合えるだけです。

たいてい生のトマトは入るようで、私も毎回トマトを入れます。今日はトマトに加えて、台所にあったきゅうり、紫玉ねぎ、アーティチョークのオイル漬け、オリーブ、とうもろこし、チーズを使いました。

切ったそばからどんどんボウルに入れていきます

さらに夏っぽくしたくてバルコニーからイタリアンパセリをとってきて、刻んで投入しました。1、2株植えてあると思い立った時に使えて便利です。時々水をやる程度で、手入れはほとんどいりません。

バルコニーからとってきたイタリアンパセリ

味付けはいさぎよく、オイル・酢・塩で。オリーブオイルもバルサミコ酢も大さじ1弱、塩はチーズを入れたので2つまみくらい入れました。この辺りはお好みで適当にどうぞ。こしょうをしてもいいですね・・・忘れました😅

味はオリーブオイルとバルサミコ酢、塩でシンプルに

手間を惜しまずにボウルできちんと混ぜるとよいです。以前どこかで「誰かがボウルできちんとドレッシングと野菜を混ぜてくれたサラダほどよいものはない」と読んだのが記憶に残っています。

混ぜます!

葉物はしんなりしすぎてしまうので、加えたい場合は食べる直前にどうぞ。ルッコラや春菊など、しっかりした葉物であれば加えておいても大丈夫です。

パンがそこまで硬くなければ混ぜただけで食べてしまっても大丈夫です。パンがちょっとかためであれば、ボウルにふきんでもかけて冷蔵庫で保管します。朝作ってお昼に食べる感じです。好みの馴染み具合をみつけてください。

このサラダのよいところは、ちょっとかたくなってしまったパンでもOKという包容力です。かたくなったパンは切るときにくれぐれも手を切らないようにお気をつけあれ。私は何度かざっくり切ったあと、ものすごく慎重になりました。

ただ、パンツァネッラにも難点があって、ガッツリ食べたい父ちゃんや、まだサラダの道にはまっていない小さな子供には不人気かもしれません。我が家では反応が予測できすぎて出したことがありません。もっぱら私が一人の時のメニューです。

そんなこんなのパンツァネラ。このサラダを覚えておくと夏が楽で、パンをはやく食べなければというストレスからも解放されます。イタリア人の先人の知恵に脱帽です。

20代の夢はイタリアかフランスで料理修行またはアメリカで情報学の博士かMBAでしたが、なぜかオーストリアの芸術大学で研究員をすることになり、インドで遊んでドイツにいます。いつかイタリアに料理修行に行きたいな。

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