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2023年9月30日 - Zen Foodを提供する日

今日は隔週で出店している地元のマーケットの日でした。毎度のことながらいい時間を過ごせました。

私は食べ物好きがこうじて、ドイツに移ってからは、料理の仕事をするようになりました(今年はコミュニティーガーデンの植物の世話をするのも仕事になりました)。

近所のオフィスビルの食堂でイタリア人おじいちゃんシェフと働いたり、スタートアップのイベントで食事を提供したり、発酵食の夕食会を開催したり・・・。

子供が生まれてからは少し料理をする仕事から離れていましたが、4年前の今頃、地元で新しいマーケットが始まり、そこで植物を売り始め、その中の一つだった紫蘇シロップをプロダクトにして、今ではプロダクトと食事を提供しています。

今月は、私はご飯が好きなのはわかっているけれど、「どんなご飯が好きなのだろう?」と突き詰めて考えていました。東京で会社員をしていた時は焼肉ビールなど大好きで、がんがん飲んで食べてでしたが、震災が起きたり、ヨーロッパに移ったり、年を取ったりでかなり嗜好が変わってきました。

今後、また好みは変わるかもしれませんが、今の私は、食べてじんわり元気の出るような季節の野菜中心の食事が好きで、マーケットではそんな食事を提供できたらと、菜食の太巻きや肉まんを提供しています。ささらない人にはまったくささらないと思うのですが、でもどうせやるなら、自分の食べたいものを出して、同じような好みの人とつながりたいです。

夏が明けてまた出す肉まん試作中

お肉お魚アンチというわけではなく、最近はベジタリアンもほどほどに、マーケットの日だけは特別に、いい感じの日独カップルが作っているたこ焼きを楽しみに食べています。おいしいです。

たこ焼き〜🐙

今日は、グッと気温が下がったこともあり、肉まんは完売。お寿司も2本を残してほぼ完売と上出来でした。

マーケットでは、食事を出すのが楽しいだけでなく、親切なお客さんたちが私がドイツ語でがんばって話すのをゆっくり聞いてくれたり、困ったら英語で会話を続けてくれたり、手際が悪いのを待ってくれたり、ああ、人ってやさしいなあと毎度実感します。

マーケットの出店は、お金を稼ぐという側面もあることはあるのですが、私にとっては二週間に一回の癒しのプロセスなのだと思います。お客さん、出店させてくれるマーケット、土曜日に家を空けてよしとしてくれる家族に感謝!

みなさん、よい週末を。

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