お客さんの声から始まる新しいチャレンジ
月に二回、ドイツの地元のマーケットでビーガン料理を提供しています。先週末は秋本番、栗のシーズンということで、抹茶と栗と白花豆のパウンドケーキを焼きました。
私自身ベジタリアンで、マーケットにはビーガンのお客さんも多いことから、ほとんどの料理を肉魚だけでなく乳製品や卵も使わないビーガンで作っています。ただ、今回は新しく購入したパウンド型を使いたかったのもあり、卵とバターを使ってパウンドケーキを焼きました。
毎回、野菜の巻寿司を買いに来てくれる常連のお客さんに「このケーキはビーガン?」と聞かれて「今回は卵とバターを使ったんですよ」というと、そっかあ・・・と残念そうでした。ビーガンのパウンドケーキに挑戦したくなってきました。
ビーガンベーキングというと、2年前チャレンジしようとしたのですが、使う材料に完全に満足しきれずに諦めてしまったことがあります。昨日オーガニックショップで久しぶりにビーガンバターを買ってみました。ココナッツオイルを使うのが良さそうですが、ココナッツの味やにおいは夏向きな気がしてビーガンバターを使ってみることにしたのです。
2年たつと、商品も進化していますね。私が試した3つは味と質感はほぼバターで、トランス脂肪酸を含まないものもあり、びっくりしました。詳しくはHive Blogの投稿に書きました。
「ビーガンバターかあ・・・、といってもマーガリンでしょ、トランス脂肪酸が気になるなあ」とトライせずにいた私に、良いチャンスをくれたお客さんに感謝しています。次回彼女がお寿司を買いに来てくれたら、この話をしてケーキを一切れプレゼントできたらいいなと思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?