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「でき太くん」を学習して思うこと。②

ここでは何回かのシリーズにわけて、会員の方からお寄せいただいた体験談をご紹介していきたいと思います。

今回ご紹介させて頂くお便りは、小学3年生の春に入会し、学習を始めて約1年が経過した際に頂いた体験談です。

◆ 千葉県の会員の方からお寄せいただいた体験談です。

残念ながら成功例としての体験談は書けません。
どうすれば学習習慣がつくのか、暗中模索状態です。

算数は、でき太くんを始めてもうすぐ1年になりますが、 どうにか学校の授業でもついていけているようで、去年の今頃を思えば一歩前進というところでしょうか。

学校の宿題も日によって多かったり少なかったりですし、娘は週に2回の習い事があり、特にそのうちのひとつであるピアノは、どうしても家での毎日の練習も欠かせない(別に何を目指してるわけでなく、ごく普通の趣味のレベルですが)ため、毎日同じ量の課題をこなすのは難しく感じました。

学校行事があったとか、家族旅行に行ったとかで、「しかたないから、この3日分はしなくていいよ」となると、ズルズルとプリントがたまり、どんどんテストの提出が遅くなる・・・ということもしばしば。
 
そこで12月頃より、毎週月曜日に「今週の分」として10枚手渡すことにしました。
そして、「日曜日のお昼までに10枚をみな終わらせること。週末にキャンプや習い事の行事などで予定がある場合は、自分で考えて金曜の夜までにすること」をルールにしました。

最終的には、自分で計画を立てて学習できるようにならなければ、この先大変なことになるのではと思い、まずは1週間単位で計画を立てる練習をさせているわけです。

とは言っても、なかなかですね・・・

週の後半は毎日のように「もう何枚できたの?」、「日曜日にはできるの?」と声をかけている状況です。 言われなくても自分で考えてするようになると、シメたものなんですけど。

笑えるのは、「今度の日曜は天気が良ければディズニーランドへ行こうと思ってるんだけど」とポロッと言っておくと、木曜、金曜あたり、せっせと励んでる姿。

モノで釣っているようで複雑なんですが、私は娘に、中学では部活と勉強を両立して充実した日々を過ごして欲しいんです。 そのためには、自分が好きなことをするために、効率のいい学習法を自分で確立するのが必須と考えています。

でき太くんを始めるにあたっても、「ピアノもスイミングもやめて、その分塾に行く?それとも、やりたいこともやりながら自分ででき太くんで頑張ってみる?」と娘に選択させました。

まだまだわが家の学習習慣の確立は、道半ばといったところです。


3学期が始まってから、「ちょこっと朝勉」をしてます。
毎週金曜日に学校で漢字の小テストがあるんですが、これがまた毎回トホホな結果でして。

「ドリルでテストの範囲までわかってるのに、なんでこんな点なの?」と不思議でなりませんでした。

本人に「毎日、漢字ドリルを○ページ」なんて言ったところで、やっと週に10枚のでき太くんができるようになったのが、また崩れてしまっても困るし・・・と、苦肉の策で、朝食前にすることにしました。

私が前夜に手書きで用意しておく小テストで、習ったばかりの字、何度覚えてもすぐ忘れてしまう字、そろそろ忘れているであろう字、といろいろ取り混ぜて10問にして、間違った字は、私が「ここは、突き出ない!この字は~という意味があるから、これじゃ意味がおかしい!」など赤で書きながら説明します。印象づけて覚えさせようという魂胆です。

これが功を奏したのか、ここのところ漢字テストは満点続きで、本人も先生にほめられ、初めはぶつぶつ言ってたのが、今では当たり前のようにしています。私としては、ふふふって気分だったのですが・・・
なんだか結果のない体験談しか書けませんでした。
今後ともよろしくお願いいたします。


◆ でき太くんからひとこと。

今回は貴重な体験談ありがとうございました。

○○ちゃんも、「でき太くん」の学習を始めたばかりのころは定着度のあまい単元などがありましたが、今ではすっかりそのようなこともなくなってきましたね。おそらく○○ちゃんなりに、学習のポイントをつかんできたのではないかと思います。

○○ちゃんは、これからコツコツと学習を進めていけば、必ず「算数ができる子」になっていきます。
まずそれには、お母さま自身が、「○○ちゃんなら、必ずできるようになっていくから大丈夫!」と、疑いもなく信じられるかがポイントです。

○○ちゃんの一番身近にいるお母さまが、○○ちゃんに対して不安になったり、必要以上に心配すれば、○○ちゃんも自分の学力に対して自信が持てないものです。
自分のまわりに、だれかひとりでも、「あなたなら大丈夫!!」と疑いもなく信じている人がいることが、子どもの学力伸長に必要なことなのです。

「できる!できる!きっとできる!」を私たちの合言葉にして、これからも○○ちゃんをサポートしていきましょう。
今後ともよろしくお願いいたします。

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