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Canon EOS R レビュー

もうすぐEOS R5が発売されると思います。
そうなるとサブ機としてEOS Rを持つことを見当している人もいるかと思います。

自分もそう考え、EOS R5の開発が発表されたところでEOS Rを購入しました。
世間の評価が低いのはボディ内手ブレ補正がないのとカートがシングルスロットだからだと思うけれど、それ以外はすごくいいカメラ!素晴らしい!!
ということでEOS Rのレビューを書きたいと思います。

まず俺がカメラに最も求める事は2点
1)ピントを素早く、確実に合わせられること。
2)状況に合わせて求めている設定に素早く変えられる事。
ピントはミラーレスだけに人物撮影は瞳認証、顔認証が効くのでバッチリ。
それ以外にも色々なフォーカスモードがあって、状況に合わせて変えられる。とても使いやすい。

撮影モードでは特に気に入っている「顔+追尾優先AF」モードはピントを合わせたい物をファインダー真ん中においてボタン押すとずっとそこを追尾してくれます。これは人だけでなく、スナップやイベント撮影などでとても有効!!
ピントの精度もかなり高いので、単レンズのF値開放を積極的に使えるようになった。50mmや85mmの単レンズを開放で撮ってもガンガンピントが合います。確率でいうと90%くらいはいっているのではないでしょうか。

続いてカメラの設定変更について。
最近は多くのカメラが標準的になっているけれど、カメラにある物理ボタンに自分の好きな機能を割り当てられる。よく使う機能やモード変更を割り当てる事でファインダーを覗いたまま素早く設定変更が可能になる。
さらにメニュー画面から入って変える設定変更(液晶画面を見ながらの設定変更)は自分がよく使う項目を登録して、自分だけのカスタムメニューページを作る事が出来る。
この機能をつかえば「あの設定の変更は1ページ目で、次に8ページ目の設定を変えて、、、あれ?9ページ目だっけ、、、?」ということになるずにすむ。
これでよく使う設定~たまに使う設定まですべてをすぐにアクセスできるようになる。
自分みたいに物撮り、人物、イベントなど様々な撮影をするカメラマンはそれぞれに撮影で設定を変えたいのでとても有効な機能だと思う。
この辺はカタログスペックに乗っていないけれど、とーーーーっても重要な性能だと俺個人は思う。
いくらカメラがいい性能を持っていても、その機能を活かす設定に素早く変えられなければ性能を活かすことができない。EOSRはそういったバランスがすごくいい。
未だに光学ファインダーの方がミラーレスより優れていると言う声を聞くことがあるけれど、「カメラの方に自分が合わせて、性能を引き出す」ってスタンスにするとミラーレスの利点や可能性が見えてくるのではと思う。
ちなみに個人的には光学ファインダーよりミラーレスの方がマニュアルフォーカスも遥かに合わせやすいと感じている(笑)
なんだろう。センサーも「ドット」ファインダーも「ドット」だからなのかな、、、。ピントがあったとたんファインダーですごくシャープに映し出されるからピントの山が光学ファインダーより遥かにつかみやすい。
さらにフォーカスガイドの機能も設定できるし。しかもとても使いやすい。
ボディ内手ブレ補正がないのはもうしょうがない。特にムービーなどにおいては不利な部分が明確に出てしまうけど、普通の写真撮影においては不利になることはそんなにないかな。
あと「ダブルスロットじゃないと話にならん!」って意見は、、気持ちはわかるけど、そんなに重要、、、?
少なくとも自分の周りに「データがトラブルで消えてしまい、ダブルスロットで救われた」なんて人は今の所いないかなぁ。
あとスロット2にはJPEGしか保存していない人が多いので、どこまで有効なのかも疑問が残るし、、、。
ダブルスロットはあったほうがいいけれど、ないことが致命的にはなり得ない気がする。
長ーっくなってしまったけど、総評はEOSRは評判より遥かにいいカメラでかつ、プロ向きなカメラだと思う!

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