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歴史的転換点①

スウェーデンもNATO申請

 露(ロシア)が2022年の2月末、ウクライナ侵攻(2022.05.18の時点で露はなお軍事訓練と称している)を始めた。
 日本の多くのいわゆる評論家たちも「理にかなわないから、露はただ軍事訓練で終えるだろう」と評していたが、20年も独裁者として君臨していたプーチン大統領が、「理にかなわない」決断を下し、戦争を仕掛けた。

 独裁者への情報はこの侵攻は2週間で終わるだろう。首都キエフ(キーフ)は3日で落とすことになるだろうと。分析・報告されていたのだろう。
 8年前、クリミア半島の成功事例を元に、独裁者にレポートを提出していただろう。ウクライナがこの8年間、陸軍を絶え間なく訓練されていたことを知らなかったかもしれない。なぜなら、このような都合の悪い情報を大統領の耳に入れると、粛清されると慎重で生き延びて来た人々を側近として選んでいたからだ。

 しかし、現実と理想は常にズレがある。長く都合の良い情報に浸かっていた大統領は、ズレるところか、望んでいる結果と真逆に事が進んだ。ウクライナを侵攻した理由はNATOの東への浸透だとされている。緩衝地帯となるウクライナの欧米化(頭叩かれるw)は許せないと。また、ドネツクなどの露人保護などの口実もあるけど・・・
 緩衝地帯を設ける(維持)ところか、北欧2カ国のNATO申請、そしておそらく承認される事態を招いた。今続いているウクライナ侵攻では、どんな戦果を得ても、もう露は戦略的失敗している。断言しても良い。露は失敗している。

 じゃ、露の失敗は世界はどんな風に変わりゆくのか。そして、隣国●●である我々日本人にどんな影響をもたらすか。この歴史的転換点で、一緒に考えていこう。

 つづく

※画像はグーグル・アースより

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