シェア
秋野多乃
2021年1月23日 22:24
千葉県佐倉にある文化芸術教室「茶琴神明」では、音楽を通してにほんの歴史や文化を学ぶという試みをスタートしました。ヴァイオリンでの米国音大留学を経て、帰国後転身、邦楽の世界に足を踏み入れた茶琴神明オーナーが数年間で培った知識や芸事をyoutube チャンネルでご紹介しています。※現在youtubeは会員のみ公開本マガジンでは、茶琴神明オーナーの杵屋彌十代(きねややそよ)先生にご指導頂き、右も
2021年3月27日 12:15
幼い記憶。祖父母を囲んだお祝いの会が催されました。お座敷に親戚一同の家族が並びます。芸事が好きな祖父母の影響からか、おもむろに親戚たちの余興が始まるのです。長唄や小唄、日本舞踊からカンツォーネまで、惜しみ無く披露します。そこで初めて聞いたのが、長唄との出会いでした。叔父様と父が二人並んで唄っているのです。叔父の渋い唄声に比べて、父の調子外れはご愛敬。わたしは訳もわからず、お座敷をヨチヨチと歩き
2021年3月28日 13:32
千葉県佐倉市にある文化芸術スペース「茶琴神明(ちゃごとしんめい)」でレクチャーライブが開催されます。4月4日(日)第1部13:30~、第2部15:30~3,500円特別出演として10代目家元の杵屋彌十郎先生、杵屋彌之介先生がいらっしゃいます。長唄の家元が、佐倉で演奏をされます。新作ではわたしの師匠が筝の手付けをされています。そして師匠が店主を務めるカフェ茶琴神明で初演が行われます。
2021年4月10日 07:09
コロナ禍とともにスタートした「音楽で紐とく《にほん》」は、昨年のコロナ禍で、何とかオンラインでにほんの音楽について発信しておきたい、と師匠自らがyoutube 動画で始めた講話シリーズです。そして、今回は満を持して、家元をお招きしてのリアルな演奏会と相成りました。まずはじめに、箏曲「春の曲」。古今和歌集の春の和歌を吉沢検校が琴の調べに乗せて、紡ぎ出す春の情景。いつの代も巡り来る春を想い、こころ
2021年5月9日 09:54
「音楽で紐解くにほん」シリーズは、千葉県佐倉にある古民家カフェ茶琴神明の店主であり、伝統邦楽会長でもある杵屋彌十代(きねやゆそよ)先生の音楽振興活動の一環です。米国の音大に留学経験のある彌十代先生自ら、にほんの音楽の歴史や、楽器のことなどを分かりやすく解説した後に、長唄・地唄の演奏を披露しています。普段の生活ではなかなか聞くことのない、にほんの伝統音楽をとても身近に感じることができます。彌