noteについて

はじめまして

仙波と言います。
これまで仕事のほかに、
ダンスや美術の面で少しばかりですが、
活動をしておりました。

私はこのnoteでは、その活動におけるこれまでの吸収したことや考えを、
書き出したいと考えています。

また一つのテーマとしている”素材主義”のよさを伝えたいと考えています。
では”素材主義”とは何でしょうか。

この記事の内容と記事化してみたいこと
①学生時分の卒論について
②「日本」や「和」について
③ものの霊性について
④柳宗悦と「茶と美」について
⑤柳宗悦 「工藝文化」について
⑥民藝と暮らしについて

①私は学生時代、「芸術運動と素材主義」について研究を行いました。
研究の中では、メディアとして身体を扱う「ダンス」においては舞踏、
絵画を扱う「美術」においてはアンフォルメル(不定形美術)を主に取り上げ、
素材の在り方を問う芸術家について考えました。

2018年その論文を書いて以後、
2019年に京都の老舗植木屋に就職し、あらゆる素材を扱う仕事で、
ものの質感、特性を学び、日本の霊性についても学ぶ機会となりました。

②「日本」を掘り進めると、「和室」などに関しては、木の素材を活かして創られているし、「日本料理」に関しては、菜や魚の素材を最大限に活かした工夫がされてあるし、「日本」を掘り進めると、そこに「素材主義」が見えてくるのではないかと考えていました。

③2019年は日本の霊性、仏教以前の宗教についても掘り下げました。
木や石にカミが宿るという思想。(『日本人にとって聖なるものとは何か』上野 誠著)
ものに精神があるというアミニズム。
このあたりの思想に興味を持ちました。

④そこから2020年に出会ったのが、柳宗悦という存在でした。
また植木の仕事で茶室や茶の湯に触れる機会があったことから、
柳宗悦の「茶と美」という本を読み始めました。
それがとても私の心を揺さぶる本で、感動しました。
茶器の性質、工藝的絵画、奇数の美など。
「茶と美」についてはまた触れたいと思います。

⑤また柳宗悦の「工藝文化」では、
手作りの職人さんや、「いいもの」に関する考察がされていて、
「いいもの」の指標や「道」まで記されています。
この辺りもアウトプットして吸収したい。

⑥最近では鞍田崇さんの「民藝」と暮らしについて興味があります。
「民藝」がもたらすもの、について少しばかりの実践を踏まえて、
再考していきたいと考えております。
それは「素材主義」がもたらすものでもあるのかな、と考えます。

①~⑥の内容をnoteで深堀、まとめて記していきたいと考えています。

他にも、ダンスについては、素材主義として
①ダンスを構成する要素となる「身体・空間・時間」について
ダンス創作する際に、毎度のように問うことになるこの3点。
いつか文章化したいと考えています。

このあたりでメモを終わりにします。

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