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2011年以降にイランに行った人はアメリカに入国出来ないって本当?ESTAとVISA事情

通常、アメリカに渡航の際にはVISAをとる必要はありません。
しかし、渡航承認システムであるESTAを申請する必要があります。

ESTAはインターネットから24時間申請が可能です。
申請から承認までの目安が3日間なので、早めに申請しておきましょう。

▼注意すべき点
たとえアメリカに入国予定がなくても、アメリカ経由の場合はESTAの申請が必須となります。うっかり忘れていると飛行機にすら乗れない可能性もあります。

実際にESTAの申請忘れにより飛行機に乗れなかった人を何人か知っていますが、航空会社によって対応は違うようです。予約していた航空券が完全に無駄になった人や航空会社にお願いしまくって、日程変更をさせてもらえた人がいました。

また、前日に気が付き申請をして間に合ったという話を聞いたこともあります。

楽しみにしていた旅行に行けなかった。
なんてことにならないように気を付けてくださいね!

〇渡航履歴次第ではESTAが取れない

2015年末に頻繁に起こっていたテロにより、2011年以降にイラン・イラク・スーダン・シリアへ渡航したことのある人は、2016年1月21日からESTAでのアメリカ入国が不可となりました。

では、どうすれば良いのでしょうか?

結論を言いますと、
アメリカの観光VISAを取得する必要があります。

ESTAと同じで、例えトランジットのみの場合も必要です。
さらに、ESTAと違い申請に少し時間と準備を要します。

必要書類
・オンライン申請書DS-160フォーム
・パスポート(アメリカ出国時点で6か月以上の残存有効期間のあるもの)
・過去10年間に発行された古いパスポート
・証明写真1枚(5㎝×5㎝、6か月以内に撮影したもの)
・(過去3か月の給料明細書)

上記が準備できたら、申請料$160をオンラインで支払い、アメリカ大使館または領事館へ面接に行く必要があります。
場所は東京・大阪・那覇・札幌・福岡です。

私はイランに行ったことがあるので、2016年8月にアメリカの観光ビザを取得しています。ちなみにアメリカの観光VISAの有効期限は10年間です。

ESTA同様、楽しみにしていた旅行に行けなかった
ということにならないように気を付けてくださいね!

〇ビザの有効期限内にパスポートの期限が切れた場合

先ほども書きましたが、アメリカの観光VISAの有効期限は10年間です。
つまり、ほとんどの人が観光VISAは利用可能な間に、パスポート自体の有効期限が切れてしまいます。

私自身、2026年まで有効のアメリカの観光VISAがあるにも関わらず、そのVISAが付いたパスポートは2019年1月で切れてしまいました。

なので、新しいパスポートを発行したのですが、、
穴の開いた古いパスポートに付いてるVISAは使えるのでしょうか?

パスポートセンターの人に聞いても「国によって違うので、個人で調べてください」とのことだったので、調べてみました!笑

アメリカの場合、パスポート2個持ちで入国が可能

長期で海外に行く予定にしていたので、まだ有効期限中でしたが2018年9月にパスポートを新しくし、2018年10月にハワイに行きましたが、上記の方法で無事に入国出来ました!

▼注意点
・二重パスポートは国によって決まりがある
・古いパスポートは6ページ目まで穴を開けられるのでVISAはそれ以降の方が無難

アメリカは就労VISAが取りにくいので、長期滞在したい方は6ヶ月滞在できる観光VISAを取るのも1つの手かもしれませんね。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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