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【映画からの学び記事まとめ】

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膨大なお金や時間をかけてつくられている映画。 そこから学べることはたくさんあります。 特に、 実話を元にした作品や 逆行からの成功 を描いた作品からは学ぶことが多いです。 …
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2020年5月の記事一覧

人は支え合って生きている

映画「しあわせの絵の具」を観て思ったこと。 カナダの女性画家モード・ルイスと彼女の夫の半生を、描いた感動映画。実話に基づいた作品です。 この作品では愛する2人の温かい姿が印象的です。 しかし、2人の出会いからは全く想像ができませんでした。 ぶっきらぼうな男と、身体にハンディのある女。 そんな2人が、ルイスが家政婦として男の家に住み込んだ事がきっかけで、徐々にお互いにとって必要な存在へとなっていきました。 ついには結婚をし、ぶっきらぼうながらにとても優しい夫は、妻のこ

差別、偏見、法的判断が壁になる

映画「チョコレートドーナツ」を見て思ったこと。 1970年代のアメリカ・ブルックリンで実際にあった「障がいを持ち、母親に育児放棄された子どもと、家族のように過ごすゲイの話」。 最近ドラマ「Mother」を1日で一気に見ました。Motherとチョコレートドーナツは被る部分があります。それは、虐待やネグレクトを受けた子どもへ母性が生まれ、母親になると決めたこと。 どちらの話も、親になると決めた側も子ども側も本当に相思相愛でした。特に、実の親に虐待やネグレクトを受け辛い思いを

肩書きに縛られたくない

映画「きみに読む物語」を観て思ったこと。 何年も前の話だけど、アメリカ人と付き合っていて、遠距離恋愛をしてた。その時の彼と一緒に観た映画。観終わった時に、何故か2人で泣いたのを思い出した。 それから数年後に1人で観た気がするけど、何であの時泣いたんだっけ?って思った気がする。そして今では内容はうろ覚え。でも最後のシーンはハッキリと覚えているから不思議。 とにかく、この映画には「愛」がたっぷり。 身分や決められた道に従わず、親に反対をされても最終的には自分で選んだ道を進ん

決めつけないで

映画「ぼくの魔法の言葉たち」を見て思ったこと。 ディズニー・アニメを通じて奇跡を起した家族の記録を綴る、感動のハートフル・ドキュメンタリー映画 この映画では自閉症の子がディズニー映画を通して再びコミュニケーションを取れるようになっています。 一人の子どもから言葉やコミュニケーション能力を取り戻させたディズニー映画の凄さや、家族の献身的な態度や想いの強さを感じました。この家族でなければ、彼は未だに寡黙なままだった可能性もあります。 自閉症というと他人との関わりが苦手なイ

悪いのは子どもではなく大人

映画「奇跡の教室」を見て思ったこと。 「奇跡の教室」 落ちこぼれクラスの元生徒の実話を基に、子供たちを導いていくベテラン教師と劣等生たちの交流を描くヒューマンドラマ。パリ郊外の高校を舞台に、ある出来事をきっかけに少しずつ変化していく子供たちの姿を描き出す。厳しいが教育に情熱を注ぐ教師を、『キリマンジャロの雪』などのアリアンヌ・アスカリッドが熱演。愛情深い教育者のりんとした姿勢や、その期待に応えようとする生徒たちに起きる奇跡に心動かされる。シネマトゥデイ参照 私自身1年間小

自分の為ではなく他人の為に

映画「ビリギャル」を観て思ったこと。 『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』は、坪田信貴によるノンフィクション作品 私は、ビリギャルの主人公である小林さやかさんご本人のお話を聞いたこともありますが、1年間での偏差値40上げはシンプルに「凄い」なと思いました。しかし、ご本人は、ビリギャルは勉強の話ではなく「家族の愛の物語」だと仰っていました。 もちろん合格に至るまでには、ご本人の努力もありましたが、母親とこの作品の作者でもある塾の坪田先生、

諦めることを諦める

映画「5パーセントの奇跡」を観て思ったこと。 『5パーセントの奇跡 〜嘘から始まる素敵な人生〜』は2017年のドイツの伝記コメディ映画。 監督はマルク・ローテムント、出演はコスティア・ウルマンとヤコブ・マッチェンツなど。 サリヤ・カハヴァッテの自伝をもとに、先天性の病気で視力の95%を失った青年が、一流ホテルマンになる夢に挑むヒューマンドラマ。 Wikipediaより 先天性の病気で目が悪い主人公ですが、夢は一流のホテルマンになることでした。 常識的に考えれば、目が見え

セールス力があれば生きていける

映画「ウルフ・オブ・ウォールストリート」を見て思ったこと。 この映画は実話を元にして作られた作品です。 こんなことが本当に行われていたのかと、理解出来ない出来事のオンパレードでした笑 この映画で1番感じたのは、 セールス力があれば生きていける ということです。 違法なことはいけないでずが、彼は知恵とセールス力があったからこそ大金持ちになりました。 1人で生きていかなければいけない状況になったから、色んな案が浮かんだのかも知れません。 また、何もかも失ったとしても

養子について考えた

映画「LION /ライオン 25年目のただいま」を見て思ったこと。 この映画は実話を元にして作られた作品です。 ネタバレがあるので映画を見たい方は読まないでください。 オーストラリアで幸せに暮らす青年サルー。しかし、彼には隠された驚愕の過去があった。インドで生まれた彼は5歳の時に迷子になり、以来、家族と生き別れたままオーストラリアへ養子にだされたのだ。成人し、自分が幸せな生活を送れば送るほど募る、インドの家族への想い。人生を取り戻し未来への一歩を踏み出すため、そして母と兄

やらないか、成功するか

映画「奇跡のリンゴ」を見て思ったこと。 ネタバレあります。観覧注意。 1975年、青森県弘前。リンゴ農家の木村秋則は、妻・美栄子の身体を想い、無農薬によるリンゴ栽培を決意する。しかし、それは「神の領域」といわれるほど「絶対不可能」な栽培方法。数え切れない失敗を重ね、周囲の反対にあい、妻や3人の娘たちも十分な食事にありつけない極貧の生活を強いられる日々。それでも諦めなかった秋則は、11年にわたる想像を絶する苦闘と絶望の果てに常識を覆すある「真実」を発見する。壮絶な辛苦の果てに

NAVY SEALS

映画「ネイビーシールズ」を見て思ったこと。 この映画は実話に基づいて作られた作品です。 拉致されたCIAエージェントを奪還せよ―しかし、それは全世界テロへとつながる入り口だった・・・。医師を装ってコスタリカに潜入していた、CIAの女性エージェントが拉致される。直ちに<NAVY SEALS>のチーム7に出動命令がかかり、隊員たちは敵のアジトを急襲、見事な手腕でエージェント奪還は成功する。しかし、誘拐犯の携帯電話から、イスラム系テロリストによる全世界規模のテロ計画が割り出され、

環境に流される?

映画「キセキ -あの日のソビト-」を見て思ったこと。 これは実話に基づいた作品です。 私も大好きだったGreeeenの誕生秘話が描かれています。 グループ名がなぜGreeeenになったのかや、プロデューサーである兄の存在、どう言う流れでメジャーデビューに至ったのかなどが分かり面白い映画でした。 それとは別に、この映画で思ったことは環境についてです。 この映画のように、現在の日本はまだまだ医者の子どもは医者になる傾向があります。他にも、歌舞伎や能の世界もそうです。 つ

親切心とは

映画「最強のふたり」を観て思ったこと。 これは実話を元にして作られた映画です。 実話を元にした映画からは学ぶことや考えさせられることが多くあります。 首から下が麻痺したフィリップに対し、何の同情心や表面上の親切心の無いドリス。 ハンディキャップを持った人を見ると、手伝ってあげた方が良いのかな?何か私に出来ることはないかな?と思っていました。しかし、フィリップのように上辺の親切心や同情心に嫌気を指している人がいることを知りました。 以前に、高橋歩さんのご友人で身体障害が

頑張らなくてもいい

映画「ツレがうつになりまして。」を観て考えたこと。 この映画は、実話を元にして作られた映画です。 新しく「コロナ鬱」という言葉が出来ました。 最近、私ももしかしたら鬱予備軍かもって思いつつ、自分に負けないように何とか気分が落ちないように努力をしています。 思い返せば、 自己否定は数ヶ月前から始まっていて コロナで生活が変わり、なんだか取り残された気分になっていました… でも、この映画を見て「頑張らなくていい」ことを学びました。 そもそもどんな人生だっていいし、 「こ