移住計画②~情熱を枯らすな~
人が未来を夢見てこうしたいと願うにはそれ相応の情熱(エネルギー)が必要だと思うのです。
私が持ち続けた自然の中で暮らす生活。
20数年の時を経て、今動き出そうとしています。
実際は具体的には何も決まっていない、
何も動いていない状態です。
でも私の心が坂の上から今、少しづつ転がり出したような感覚なのです。
これは今までの20数年と何かが違うと自分だけにわかる感覚なので、伝えずらいですが、何かが自分の中ではじけたような感覚と言ったらいいのか…
開き直りとも言うかもしれません。
もし失敗して泣いて元に戻ることになっても、命までは取られない、人に笑われるだけという、大らかな思考になったのも影響しています。
結構人間ってそんな単純な思考の変化で、右と左にあった道の選択が変わってくるものじゃないかと思ったりもします。
「情熱を枯らしてはいけない。」
心の中で誰かが私に語ります。
情熱を無くすことがどういうことか、この20数年の自分を振り返ってみればわかります。
無くして生きて行くことの辛さをいやというほど味わいました。
私はそういう意味では、そこに染まれなかったのかもしれません。
いつまでも少女のように夢を見続ける人間なのかもしれません。(注、おばさんですが汗)
ニーチェの言葉に
『今この人生を、
もう一度そっくりそのままくり返しても
構わないという生き方をしてみよ』
という言葉があります。
かなり前ですがその言葉を紙に書いて壁に貼っていたことがあります。
今と同じ人生をもう一度送ってみたいと、
そう思って毎日を創っていくなら、
どんなに素敵な人生になるだろうと思い願いをこめて壁に張ったのです。
その紙はいつの間にかその壁からはがされましたが、その言葉は私の中で今も残っているのです。
「大人なら分別をつけて今の生活をしっかりと守りなさい。」
育つ過程で言われてきたであろう言葉が、私の頭の中をぐるぐる回るけれど、それは他人の思考と言葉が頭の中に入ってきてこびりついているだけ。本来の私の思考ではないことにも気づきました。
本来の自分は、自分の夢に対して楽しい、喜びの感情があるだけで他の打算的なものはないのです。
さて問題はこれから…
抽象的なことを書いてきたけど、心の状態の変化がハッキリしてきてそれを綴らせてもらった。
これから具体的に何をしていくかということになる。
大雑把なくせに小心者の自分に何ができるというのか。
道なき道を右往左往しながら進むと思うけど
その珍道中を綴っていけたらと思っています。
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