ねばならない、から解き放たれる。
「ねばならない、とかないから。」
ある人のそんな言葉に背中を押され、私は今ニュージーランドにいる。
2ヶ月間の旅は、充電。リフレッシュ。執筆。ライフチェンジ。インプット。いろんな意味を込めたが、一番は「ねばならない」から自分を解き放つために来たのかもしれない。
1月18日に無事Auckland到着。
私は毎度長期旅行の時に笑えるほど災難が立て続くのだけど、今回も出発前から色々あったうえにまさかのロストバゲージ…笑
でもまぁなんとかなるか、と開き直って小さなカバン一つでオークランドからフェリーに乗って40分、ワイヘキ島という小さな島へ。全くのノープランで、四角大輔さんのキュレーションガイドブック片手に、2ヶ月の旅がスタート。
本当に必要なものは、
ほんの少しだけなんだと改めて気づく。
出発前日にワイヘキ島に行くこと決めて、急いで探した民泊。ウソみたいな鬱蒼とした茂みを抜けて現れるキッチン付きの小さなお部屋。服も化粧品も何も手元にないけど、問題なく暮らしている。
5日ぶりに行方不明になっていたスーツケースが届いてみると、必要なものなんてほとんどなかった。結構厳選して、2ヶ月の旅に必要そうなものを3日4日用のスーツケースに詰めたつもりだったけど、それでも「これいらなかったな」と思うものばかりだった。
特に、環境先進国のニュージーランド。ワイヘキ島は、NZ国内でもいち早くビニール袋が全面禁止。店内は所狭しとオーガニックや、エコフレンドリーなアイテムが。(うどんまでオーガニック!)
日本から持ってきた人工香料や環境によくない成分が含まれた(たぶん)ボディソープやシャンプーを使う気になれなくて、パーム油や人工的なものを全く使ってない石鹸を購入。あとプラスチックを避ける為に蜜蝋ラップも。
「環境に良いことをせねばならない」からの解放。
ここはオーガニックがファッションではなく、当たり前の日常だし暮らしの一部なんだなーと思って、私もコンポストを活用しながら毎日ご飯を作ってます。できること、やりたいと思ったことから少しずつ。自然と学んでいけばいい。
今回は心身共にデトックスすること、ごきげんに暮らすことを目的にしているので、毎朝のエクササイズとオーガニックな食材での自炊をマイルールに。お金もかかるからファンシーな外食は一日一回と決めてたり。
ワイヘキ島産のオリーブオイルやハチミツを買って、地のものを食べながらライフスタイルを少しずつ変化させてます。
「旅に来たからには満喫せねばならない」からの解放。
ちなみに、朝日が入る部屋から新しい人生をスタートしたいと思って選んだAirbが最高でワイヘキ島での1週間はそれだけで十分!
無理を課すでもなく、無理に予定を詰め込むでもなく、やりたいとおもったことをやる。毎日ノープラン。それでも心躍ることは必ず1日ひとつ、そんな生活を一週間。
2日目にはネイキッドビーチに行ってみた。(スーツケースが届かないから水着が手元にない!ネイキッドビーチならいける!)
真っ裸のお兄さんやおじさんがいるなか、私はしばらく(たぶん30分くらい)はウジウジしながら日焼け止め塗ったり、寝転がったり。心のなかでは、「どうするんだ自分!やるのか!?やらないのか!?うーーーーん。。。。」と何度も自問自答。
でも誰も私のこと知らないし、ここは裸になること許されているわけだし。エイッ!って服を脱いで、真っ裸で海に飛び込んでみたら気持ちよかった。
そんなもの。
今回は執筆も目的にしているから、2日1回はnote更新!って思ってたけど1週間でやっと1つ。しかも書籍企画書とは関係ないもの。笑
そんなもの。
書きたくなったらきっといくらでもかけるよね。焦らないでしばらくはこの生活に馴染んでみることを優先しようと思う。
そう思うとやっぱり365日、日本にいる必要なんて本当にないのだ。私が現場にいなきゃ仕事が回らないなんてないのだ。
私がそこにいなくちゃいけない。
私がやらなくちゃいけない。
あれをやらねば、これをやらねば。
今日終わらせねば!!!!
それは思い込みか、自己承認欲求か?
そんなに求めてはいけない。
ねばならない、とかないのだ。
大切なのは、私の心が踊るかどうか。
きっとそう。
ごきげんな私が何をうみだすかだ。
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過去のグレートジャーニーも含めて、私の「人生を祝う旅」の様子はインスタでアップしてます。NZの様子も徒然と自分用のライフログのようにまとめてます。よかったらぜひ。
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