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【超キホン】椅子の座り方

椎名亜希子流、椅子の座り方。
 
セッションでお伝えしてますが、忘れちゃうクライアントさんも多いので、復習できるようにnoteに書いておきます。

基本前提

座ったとき、以下のようになるのがベストな椅子の高さです。

  • 足の裏は床につける

  • 膝の真下に足首がくる

  • 股関節のほうが膝よりやや高くなる
    (脚の付け根にビー玉を置いたら膝に向かって転がっていくイメージ)

注意

「形」ではなく「感覚」で座ります。形を理解しようとするのではなく、どんな感じがするかにフォーカスしてください。

座り方

  1. 座ったらまず坐骨を確認
    → 骨盤の左右のバランス
      均等になっているか?
     

  2. 次に恥骨と尾骨を確認
    → 骨盤の前後のバランス
      恥骨と尾骨、どっちが椅子の座面に近い?
     

  3. 恥骨の重さを椅子におろす
    「椅子が下から恥骨を支えてくれている」イメージ
    お腹の力を抜いて、内臓の重さも椅子にゆだねる
    恥骨からみぞおちまでの皮膚がながーくなる
     

  4. 恥骨の重さを降ろせたら、
    「両足の親指が床に支えられている」のを感じる
     

  5. 「両足の親指と恥骨をイメージの線でつないで、
    親指が恥骨を床から支えてくれるのを感じる。
     

  6. 足と恥骨が繋がったら、もう一度恥骨の重さを確認
     

  7. 「恥骨から背骨が生えている」のをイメージ

 

補足

首や肩の緊張が抜けて、呼吸しやすくなっていたらOK!
 
とくに恥骨の重さをおろすのが難しいと思います。
頑張っておろすのではなく、「下から支えてもらっている」受け身の感覚を味わうのがポイント。

しっかり張った根っこがあれば、茎はまっすぐ伸びていくように、足と骨盤の土台が決まれば背筋は勝手に伸びます。

逆に土台が決まってないのに背筋だけ伸ばそうとしても過酷な筋トレにしかならないので、やめましょう。

「これであってるのかな」「正しくやろう」と考え出すと、途端に思考優位になって感覚が途絶えてしまいます。

「どんなふうに座ったら気持ちがいいかな?」という問いで、ひたすら快を追及してください。
 

やってみて分からなければ質問してくださいね。ご感想も聞かせていただけたら嬉しいです。

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