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「怒り」の自由研究

なぜこのテーマなのか?というと、個人的に「怒り」というものと向き合わざるを得ない出来事があったからです。

ふだん他人に対して怒ることがない私にとって、怒りの感情をどう扱ったらよいのか戸惑ってしまったことがありました。もういい歳だというのに。。。笑


怒りに振り回されないために


まず、私が怒りに満ちたきっかけは、SNSで繋がっていた人から長期に渡って誹謗中傷を書かれ攻撃されたこと。これだけならスルーしておけばよいのですが、自分と関わりのある人たちにまで影響が及んだことで、私の怒りが頂点にまで達してしまったんですね。


ですが今回、相手に対しての文句を書きたいわけではなくて、この体験を通して「怒り」について向き合い、いろいろ考えてみたことをお伝えしたいのです。

まず、怒りに振り回されないためには、怒りに対して「向き合い過ぎるのはNG」、そして、怒りは「ネガティブ感情として捉えない」という考え方がいいんじゃないかなと思いました。


人にもよりますが、真剣に向き合いすぎてしまうと、怒りのエネルギーに飲まれてしまいます。自分で自分の怒りに振り回されてしまうとツライだけですよね。経験ありませんか?

何故こんなに腹が立つのか?イライラするのか?と向き合おうとしても、まあ無理なわけで。当たり前ですが、渦中にいるときって怒りと対話はできないんです。笑

だったら、ちょっと視点を変えてみて、怒りに対しての「捉え方」を変えてみたらいいんじゃないか?と思いました。


怒りってネガティブな感情というよりは、これまで自分が何か我慢や無理をしてきたこと、抑圧していたものなどが、積もりに積もって爆発したとき、怒りという形で反応が現れるものなんですよね。いま何も起こっていない状態で、突然「怒り」が湧くことはないわけで。

「我慢の限界」という言葉もあるように、怒りは、自分が我慢や抑圧したものが、あるラインを超えたときに出てくる感覚です。


怒りを我慢したり抑え込むことは逆効果。対話も深い掘り下げもしないことです。イライラしたり怒りの感覚が表に出てきたら、それはラインを超えてますよ、という自分からの「サイン」「アラーム」なのだと思います。


■もし怒りの渦中にいるときは

イライラする感覚が落ち着くように、普段から、怒りのエネルギーを「発散する方法」や「逃げ場」を用意しておくとよいです。

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