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京都旅行 9月の京都
9月1日 防災の日関連イベント
東本願寺の防火設備稼働点検公開を見てきました。
国宝で、世界最大級の木造建築物である御影堂に、実際に放水銃で水をかけたので、かなり迫力がありました。来年以降も同様に実施されるかは分かりませんが、もしタイミングが合えば、一見の価値あると思います。
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9月9日 重陽の節句
1月1日は元日、3月3日は桃の節句、5月5日は端午の節句、7月7日は七夕で9月9日は重陽の節句(菊の節句)です。東京に住んでいた時は9月9日のことなど気にしていませんでしたが、京都ではTVニュースでもトピックになるほどメジャーです。
着せ綿が重陽の節句のお菓子で、9月1日ごろから有名和菓子店での販売が始まります。
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また、あちこちの神社仏閣で重陽のお祭り・神事が行われます。
車折神社
芸能神社として有名な車折神社ですが、重陽の節句では美容と健康に効く(菊)お守りの授与があります。参拝者には菊酒が振舞われるそうです。
上賀茂神社
とっても珍しいと思うのですが、9月9日は神社での神事の後にお相撲があります。
葵祭の斎王代がそのお相撲をご覧になるというのも何とも不思議です。
市比賣神社
女神様をお祀りしている神社ということで、普段から女性の参拝者が多い神社です。
9月9日はこの日限定の「菊之御中」というお守りの授与があります。赤白黄色の花びらと綿が入っている珍しいお守りです。
9月15日 清水寺 青龍会
長さ18メートルの青龍が除災祈願しながら境内や門前町を行列するイベントです。
獅子舞のような、横浜の中華街で見たことがある龍の舞のような。
いつも混雑している清水寺がさらに混雑しますので、9月15日の14:00~15:30に清水寺へ行かれる場合は覚悟が必要です。
9月19日 平安神宮 神苑無料公開
平安神宮では春と秋に神苑無料公開日があります。
秋は神苑整備された記念日である9月19日が無料公開となります。例年、女郎花や撫子など秋の七草が見ごろとなります。
*トップ画像の黄色いお花が女郎花です。
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9月21日~23日 今熊野観音寺 四国八十八ヶ所お砂踏法要
泉涌寺の塔頭 今熊野観音寺で毎年9月21日~23日にお砂踏法要があります。
四国八十八カ所お遍路さんに行けない方に向けて、八十八カ所霊場の砂を敷いて、順番にお参りするという行事です。
私はつい最近まで新熊野神社と今熊野観音寺を混同していました。徒歩10分の距離にあるので、勘違いしていました(言い訳)
京都には、ぱっと見では判別が難しいお寺が他にもたくさんあります。
ー 涌泉寺(ゆうせんじ)と泉涌寺(せんにゅうじ)
ー 知恩院と知恩寺
ー 十三参りで有名な嵐山の法輪寺と通称だるま寺の法輪寺(もはや同名)
秋分の日 晴明神社 晴明祭
秋分の日とその前日に開催されます。2023年は22日と23日開催となります。
宵宮祭:お迎え提灯の行列、神楽奉納
神幸祭:西陣の氏子地域をお神輿が渡御します。
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晴明祭に合わせて、西陣織の中心地である千両ヶ辻で「西陣伝統文化祭」が行われます。西陣織の和装品や小物が買えたり、景観建造物の一般公開もあります。
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第3または第4日曜日前後 梨木神社 萩まつり
2023年は9月23日と24日に開催されます。
京都御所のすぐお隣にある梨木神社は萩で有名で、ピンクの小さな花がとてもかわいいです。
9月に入ると京都の街のあちこちで萩のお花を見れます。白やピンクのお花を探してみてください。
お祭り期間以外もお花は楽しめますし、境内にあるコーヒーベースでは染井の名水で淹れたコーヒーをいただけます。
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9月第4月曜日 安井金比羅宮 櫛まつり
使い古した櫛を供養する神事です。各時代の髪型をした女性たちが祇園を行列します。
2023年は9月25日に開催されます。
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縁切り・縁結びで有名な安井金比羅宮は外国人の方も形代を書いている姿をよく見かけます。時代風俗行列巡行は14時スタートとなりますので、この時間帯は祇園周辺は普段にも増して外国人観光客の方が増えると思います。
行列ルートは安井金毘羅宮→祇園石段下→四条通西へ→花見小路北へ→新橋西入ル→白川筋→たつみ橋→花見小路南へ→安井通り→安井金毘羅宮
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中秋の名月 観月イベント
中秋の名月は毎年変動し、2023年は9月29日です。
中秋の名月前後にお寺で月を見ながら風流なイベントが開催されます。
高台寺 観月茶会
事前予約必須、所要時間3時間のお茶会です。ライトアップされたお庭をみながらお食事できるのはとっても素敵だと思います。
大覚寺 観月の夕べ
夜間に大沢池周辺を散策しながら月見ができます。昔の貴族は舟に乗って和歌を詠んだそうで、いかにも京都らしい風情のあるお月見と思います。
神泉苑 観月会
下鴨神社 名月管絃祭
食欲の秋が始まります🍡🌰
重陽の節句の和菓子として「着せ綿」の生菓子も京都の和菓子屋さんに並ぶので、季節限定の和菓子を京都で食べてみるのも楽しいと思います。
関西のお月見団子は関東とは違って、独特な形であんこが巻き付けてあります。中秋の名月の前後に京都にいらっしゃる場合は、是非和菓子屋さんに行ってみてください。
デパ地下でもかわいらしいお月見団子が買えます。
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WEB、アプリ、電話で予約できます
9月は重陽の節句の着せ綿、中秋の名月のお月見団子に加えて、お彼岸のおはぎもあります。和菓子好きには楽しくて忙しい月です。
季節ごとの和菓子を書いたnoteもあるので、よかったらご覧ください。
9月に入ると栗のスイーツも楽しめるようになります。
私は買う時に「どこの栗なのか」をお店の方に尋ねているのですが、中国産の栗を使っているお店が多いです。
せっかく京都旅行にいらしたのであれば、できれば京都のものを味わってみてください。
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大きな丹波しめじも出回るので、チャンスがあれば丹波しめじの炊き込みご飯を食べてみてください。とっても美味しいです。
城陽のいちじくも美味しいです。包丁が無くても手で割ってホテルで食べれますので、八百屋さんで見かけたら買ってみてください。
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