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バルト三国の思い出

エストニア・ラトビア・リトアニアのバルト三国へ2019年8月に行った時のことを思い出しながらnoteします。
これからバルト三国へご旅行される方のご参考になれば幸いです。

羽田→韓国・仁川→ポーランド・ワルシャワ→リトアニア・ビリュニスと3本の飛行機に乗って最初の目的地であるビリュニスへ行きました。羽田からビリュニスまで乗継時間含めて約20時間かかりました。遠かった。


旅行好きの方はご存知と思いますが、仁川を出発地にしてフライト検索すると、日本出発よりも選択肢がぐっと広がります。とくに日本からの直行便がない都市や韓国で人気の旅行先(例:クロアチア)へのフライトを探す場合は仁川発を候補に入れてみてください。便利なフライトが見つかるかもしれませんよ。


ビリュニスの空港はとてもコンパクトで、スーツケースのターンテーブルがとんでもなく小さくて、まるで子ども空港(そんなのない)のようでした。
空港からホテルまではUberで移動するつもりだったので、アプリを立ち上げてみたら、空港内にはタクシーしか入れないようで、マッチングが成立しませんでした。結局タクシーでホテルへ移動しました。

ビリュニスはカトリック教会が多くて、静かな美しい街並みでした。2泊して主な観光スポットをめぐりました。ハレス市場、夜明けの門、ウジュピス共和国、聖アンナ教会、ゲティミナス城、リトアニア国立博物館、GO9(ショッピングモール)などなど。

St. Anne's Church  聖アンナ教会
ビリュニスのかわいい街並

Like a Localという現地ツアーのアプリでリトアニア・ビリュニスからリトアニア・リガへ観光スポットを巡りながらバスで移動するというツアーを申し込み、1日かけてリガへ移動しました。

運転手兼ガイドの方はラトビア出身の方で、笑顔でしゃべり続けていろんな情報をおしえてくれ、とても楽しかったです。
ミニバンでの移動はポーランド、イギリスの方々と計7人でした。カウナスシャウレイの十字架の丘ルンダーレ宮殿サラスピルス祈念公園を観光し、お昼は鹿肉が有名なレストランでみんなで一つのテーブルに座っていただきました。
東欧でよく飲まれているKvassも飲んでみました。(一度飲んでみたらもう気が済む感じでした)

カウナス城
へそくりで建てられたという巨大なルンダーレ宮殿

リガでも2泊して主な観光スポットをめぐりました。
リガ大聖堂、聖ペテロ教会、ブラックヘッド会館、リガ城、リガ中央市場、ユーゲントシュティール建築群などなど。経済発展している途中のエネルギーが感じられる首都リガを電動キックボードで巡りました。

ブラックヘッド会館

そしてまたLike a localで予約したバスツアーでラトビア・リガからエストニア・タリンへ1日かけて移動しました。
スィグルダのボブスレー練習場、ツェーシスの旧市街地、ガウヤ国立公園でブルーベリー摘み、スミルティネバルガの軍事博物館、ピリヤンティに立ち寄りながらタリンへ到着しました。

ツェーシスの教会
ビリヤンディの遺跡


ラトビア出身のガイドの方はバルト三国の歴史的背景などを説明してくれて、とても勉強になりました。「バルトの道」にガイドさんのおばあさんも参加したそうで、お話を聞きながら泣きそうになりました(いや、泣いたな、たしか)

朝リガを出発する時に一緒にバスに乗った参加者の一部は、ランチで離れて、別の洞窟探検コースに行ってきたそうで、夕方にまた同じバスに戻って来て一緒にタリンへ向かいました。
バルト三国をバスで観光しながら移動するのはメジャーなようで、いくつかのルートがあるみたいでした。

タリンでは3泊して、いつものように電動キックボードで観光しました。自由広場、ラエコヤ広場、太っちょマルガレータ、トーンペア城、アレクサンドルネフスキー大聖堂、ヴィル門などなど。
タリンは適度に都会で、ヨーロッパの中では比較的物価が安く、住みたいと思いました。
タリン滞在中にスウェーデンのストックホルムにも日帰りで行きました。

アレクサンドルネフスキー大聖堂
タリンの街並

これまでいろんな都市の空港を利用してきましたが、タリン空港がダントツに一番好きです。搭乗ゲートごとに異なるテーマのデザインがあったり、コンパクトながらいろんなお店もあるし、空港全体がめちゃくちゃかわいいです。
Best European Airport 2018 awardも受賞しています。


日本への復路はエストニア・タリン→ポーランド・ワルシャワ→成田で帰国しました。
ワルシャワでの乗り継ぎが5時間半あったので、市内中心部へちらっと観光してきました。バルト三国を旅行した時点で、数か月後にポーランド周遊を予定していたので、その下見という感じでワルシャワ旧市街の石畳を歩いて、ポーランド食器を買ってワルシャワショパン空港へ戻りました。

飛行機の乗り継ぎ国で何度か観光しているので、その時の話もいずれnoteしていきたいと思います。
→→→このnoteに書いたので、よかったらご覧ください。


バルト三国はヨーロッパに属しているものの、西欧とは違う文化だなと思いました。地理的にも歴史的にも、北欧文化やロシア文化の影響を感じました。
エストニアが一番経済的に発展している印象でした。リトアニアは中世の街並みが残っていて、美しかったです。ラトビアはこれから経済的に発展していくであろう勢いのようなものを感じました。
バスツアーでお世話になったガイドさんたちはお互いの国のことを兄弟のような関係だと話してくれました。どの国がお兄さんなのかは出身国によって見解が異なり、自国が長男だと主張しあっているようです。

バルト三国への旅行はおススメです!中世の街並みが残っていて、歩いているだけで美しいし、普段あまり触れる機会が少ない文化を存分に満喫できました。ご検討中の方は是非行ってみてください。
フィンランドのヘルシンキから船でタリンへ行って、タリンからリトアニア方面へ南下していくルートも素敵だと思います。

また、私が参加したバルト三国をバスで観光しながら移動するツアーもおススメできます。ガイドさんのお話は勉強になりますし、同乗する他の旅行者とのおしゃべりも楽しかったです。

バスツアーはそれぞれ65ユーロで、朝9時に出発して20時頃に到着しました。
Webで 「 from tallinn to riga bus tour 」  と検索すればいろいろヒットします。複数の会社が運行しているようです。

バスツアーの唯一のネガティブポイントとしては、、、バスツアーは高速道路を走行するのですが、とんでもない数の野生動物のご遺体に遭遇しました。助手席に座るとどうしても視界にはいってくるので、いたたまれない気持ちになってしまいます👼

バルト三国は冬はとっても寒いので、春から夏にかけての暖かい時期にご旅行されてみてはどうでしょうか。ヨーロッパですが物価は低めな国で、ジャガイモや豚肉が美味しかったです。

バルト三国の詳しい情報は各国の観光局のサイトやSNSで調べられます。
日本語で情報提供されていますし、写真やムービーがとってもかわいいので、見てみてください。

エストニア
ラトビア
リトアニア


海外旅行の思い出なんかをnoteしていきますので、よろしくお願いします。

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