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家族関係から学べること

こんにちは!デンマーク在住、ライフコーチの石橋明子です。

今日はデンマークの第二クリスマス・デーで、連休最終日です。クリスマスを一緒に過ごすために滞在していた義母が、自宅に帰っていきました。

私の義母は、子どもの頃に彼女のお母さんとの関係でいろいろと苦労したようです。まだ子どもは親のものという時代、そして農家なら子どもは労働力だった時代の育ちです。今の価値観とはだいぶ違いますね。

そんな義母に育てられた私の夫も、義母との間にちょっと複雑な思いを抱えているようで、カルマとでも言うのでしょうか、親から子へと連鎖がつながっていくものなんだなぁと客観的に見ていて思います。

私自身も、商売を営む亭主関白な父のもとで育ち、両親の関係もいいとは言えず、妹は中高と不登校だったり、家族関係は良好でした!と言い切れない環境でした。ですから、こうして今、自分の家族をもち、義理の母もいるという環境から、自分について多くを学んでいます。

クライアントさんのお話を聞いていても、家族関係に全く何もわだかまりがなかったという人は多くなく、誰でも何かしらの課題があるように感じています。この世で出会う人はすべて、自分に何かを教えるために出会っているのだとしたら、家族という一番密に関わる人は、きっと一番重要なことを学ぶために出会っているのではないかなと思います。

みんなが何かしらの課題を抱えているのだとしたら、そこから破壊的な行動や思考につなげる人と、前向きに乗り越えていく人の違いはどこから来るのだろうと気になります。それは恐らく、人生を自分のものとして捉えているかどうかなのだろうと思います。

誰かを責めていることは一見辛いことに見えます。こんな思い手放したいと思うでしょう。でも、無意識にでも誰かを責めている限り、自分の非は認めなくて済むのです。人生で起こっていることに自分で責任を持たなくて済むということです。ある意味、楽な選択です。

そんな裏の心理が隠れていることも多い、家族という、身近で遠い、人の集まり。面白いですね。

課題があるということは、そこから学ぶべきことがあるということ。ぜひご自分とご家族の関係を紐解いて、この世で出会った意味 - それは一緒に何かを成し遂げることかもしれないし、何かを学ぶためなのかもしれません - が何かを考えてみて下さい。何を学ぶために出会っているのか分かるだけでも、ずっと抱えていた問題が解決したり、家族関係が変わっていくし、何より自分の気持ちが全く違うことに気付かれると思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!あなたが今日もハッピーで自分らしくいられますように。Have a nice day!



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