葬送のフリーレンは人を知ること
フリーレンも26話まで来て
かなり話自体も進んできたと思います。
ここからは
戦いの場面が多くなるかもですが
(アニメでフォローしてるので、漫画がどこまで進んでるのか?)
なぜ私がここまでフリーレンにハマってるかと言ったら
私も
人を知りたいと思ってるから!です。
フリーレンが
ヒンメルのお葬式で泣きながら言ってた
「なんで人間の寿命は短いってわかっていたのに
なんでもっと知ろうと思わなかったんだろう」
寿命の長いエルフからしたら
たかだか100年ぐらいしか生きていない人間
興味も持たなかったけれど
ヒンメルが死んでしまったことで
もっと知っておけばよかったと後悔して泣いてしまうシーン
いなくなってから
その存在に気がつく
葬送という言葉がタイトルに使われているけれど
そこにはいろんな意味があって
魔族を倒すフリーレンのことを
魔族側からは
葬送のフリーレンと呼ばれている
一方で
ヒンメルたちとの思い出を拾いながら旅を続けるフリーレン
こちらも
ある意味
ヒンメルたちの思いをひきついでいくことも
葬送につながることだと思うし
二つの視点があるんだと思います
所々で
ヒンメルとの思い出が出てくるけれど
ヒンメルならこうしたよねって
ヒンメルの生き方を引き継いでいくことが
伏線になってると思います
それも
ヒンメルは
行動で見せたということが大事で
目の前の困ってる人を見捨てなかった
その人たちを助けていくことで
魔王を倒すことにつながっていったということ
目の前のことを大事にこなすことで
目標に近づいていくということ
そのほうが
目標を達成することになる
目標を達成することだけが目的になると
何か違ってしまうかもしれません
一級魔術師の試験に合格すると
ゼンゼから
褒美があるということになっているけれど
それが目的になってしまうと
そこまでになってしまうし
自分の利益のために
魔法を手に入れるようになると
おかしな方向に行ってしまう
知識として
力として
ほしい魔法を手に入れていくことと
魔法が好きで
魔法を楽しんで手に入れていく
それがガラクタのような魔法でも
花を出す魔法が大好きなフランメと
その魔法を教えてもらったフリーレン
戦いのために魔法を手に入れる
自分が強くなるための魔法を集めるぜーリエ
どうでもいいけど
あったら喜ばれるような魔法を探すフリーレン
魔王を倒せるのは
フリーレンだと言ったフランメは
自分が教えた花を出す魔法を
大好きだと言えるフリーレンだからで
それが
自分の弟子だということ
フランメも
ゼーリエの弟子だけれど
自分はできなかったことを
また自分の弟子であるフリーレンに託すことで
魔王を倒せるフリーレンになる
それが
師匠と弟子の関係ということもありそうですね
そんな関係が
今の時代に必要なのかもしれない
そして
それが
人と人の関係なのかもしれない
魔族にはない関係
自分だけが強くなればいい魔族
強さを全面に出すことが
魔族の在り方
強さを隠すのは
卑怯な方法だと言われるけれど
それを身につけることで
魔族を倒す術を身につけていくフリーレン
ただ
知識として教えるのではなく
それを使いこなせるようになってもらう
人のために使えるようになってもらえる
それは
それを使っていた人の背中を見ることで
その人がどういうふうに使っていたかを見ることで
自分も
同じように
できていければいい
そして強いフリーレンを見ながら
その魔法を使いこなしていくのが
フェルン
フェルンは
ハイターに出会うことで
生きていこうとするし
フリーレンの魔法の使い方を見ながら
魔法の扱い方を学んでいく
人が生きるということは
こうして
目の前の人を見て
学んで
行動していくことなんだなと
それが
また後々
つながっていくことになるし
前の人が作り上げてきたことが
後の人に繋がっていくんだよねって
それを引き継いていくことが
その人の魂を送ることになる
葬送という意味には
そういう意味もあるように思います
私たちは
親から
いろんな言葉を引き継いで
親の背中を見ながら生きてきました
それを生かしつつ
後にも繋いでけるように
生きていくことなんだなと
今更ながら
親に言われてた言葉を思い出して
そういうふうに生きるようにしてきたなと
私がそこで知りたかった
人ってなんだろう?
どうやって生きることが正しいのだろう?
そんなことを
問う時代なのかもしれません
科学が進んで
便利な世界になりつつあるけれど
人としてのあり方を
考えた時に
自分の利益だけを考えて生きるのか
周りと協力することで
目的に到達するのか
この辺は一級魔術師のあたりの伏線のようですけどね
ミミックに捕まって
相変わらず怖いよ〜!!と言いながらも
そこに
1%の可能性を感じて(ないかもしれないぐらいだけど)
楽しみながら
目の前のことをやっていく
迷路の話も
迷路を楽しむためには
各レベルを全て攻略すること
目的に向かって早く進むのではなく
全て攻略することで
その先も見えてくる
そんな生き方もあるよねって
いままでは
とにかく成功するためには
一番短い距離で手に入れて
早く目的のものを手に入れたらよかったけれど
いわゆる
早く成功してほしいものを手に入れることが大事だったけれど
そうじゃない生き方もある可能性を見せてくれてるような気がします
それには
目的に早く着くんじゃなくて
楽しみながら
過程を攻略していくことの方が
目的地に行けるというか
そこに導かれていくよねって
まさに
私もいろんな方の話を聞いていて
自己啓発の話とか
引き寄せの話とか
その中で
楽しむという言葉がたくさん出てきたけど
そういうことかと
まさかの
フリーレンで
再確認してる次第なわけです
というか
そういうふうなメッセージがあるなと
私はそういう理解をさせてもらってるわけです
生きることを楽しむ
それが
人を知るということ
というか
自分が人としてあるところなんだなと
自分はこうありたいと思い
そのように行動する
そして
それは
周りにも影響するということ
できるなら
いい影響を与えたいし
そういう人でありたい
それは
後々
繋がっていくことなんだということ
フリーレンが
ザインに対して
今の話をしているんだ
そう言った時がありました
長く生きてるフリーレンから
そういう言葉が出てきるようになったのも
人間の寿命は短い
だから
今を大事にしよう
今の気持ちはどうなんだって
そう伝えたかったんだろうし
ヒンメルがしてきたことも
きっとそうなんでしょうね
今を意識するということは
仏教の話にも繋がってきますね
話が変わりますが
ドラゴンボールの話は
現代版仏教だなと思ってるのですが 笑
そして
今を意識するのは
レイキにも通じることでもあります
私たちは
日常触れているのですが
忘れがちで
こうして
アニメや漫画で
この思想を感じているんじゃないかと思うと
日本の
アニメが
世界に及ぶす影響は
大きいですよね
影響があるからこそ
世界に広がっていくんだと思いますし
なので
ますます
これからも
人としての生き方を描いた(というか伏線もありで)
そういうアニメが
世界に広がってほしいなと思います
鳥山先生はもう描かれませんが
その影響を受けた若い世代の方達が
これから
どんどん素敵な世界を描いて
世界に出ていくといいなと思ってます
フリーレンも
ただの魔法使いの戦いでなく
ヒンメルの生き方を通して
人としてどう生きるのか
そういう部分を
理解してくれる人が増えるといいなと思います
まあ
こういう考察をするのは
私だけかもしれませんが。
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