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呪術廻戦45話 還暦が思う呪いの本質

今ゴールドコーストは大雨。
スコールの真っ只中。
雷の音をバックに書いてます。

さて45話まできましたね。
44話での真人と虎杖の戦いもそうでしたけど、
東堂が交わることで何だかホッとしてしまいましたが。
ここからはネタバレになるかもですが、

常に真人は虎杖に
俺はお前だと言い続けてました。

それを否定しながら戦ってきた虎杖ですが
この45話では違いましたね。

真人は魂の本質を見つけたと言って変貌します。
それが真の姿だと。
探し求めたものに出会えたと。

そこで虎杖との戦いが続きます。
東堂の助けもあって
直人を追い込んでいく。

最後は真人は虎杖に追い詰められていきます。

雪の中で逃げる魔人を追いかける虎杖
逃げるのはうさぎ
追いかけるのは狼

虎杖が
真人に
「俺はお前だ。俺はお前を否定したかった。
俺はお前を殺す。ただお前を殺す。また新しいお前がきたら殺す。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
錆び付くまで呪いを殺し続ける。  
それがこの戦いの俺の役割なんだ。」


真人は呪いで
虎杖も呪いだということ
それを認めたときに
虎杖は
呪いを払うことに意味もない
ただ払い続けるだけだと自分の役目を理解して
戦うことに意味を求めなくなった時

呪いにとってはそれは恐怖になりうるのだと

虎杖が認めたことで
真人は虎杖に勝てなくなってしまった

人とは醜い部分を必ず持っていると思う
それを認めたくないから
大義名分を持って
それを排除しようとする
だけど
それを認めないことで
それ自身が大きくなり
それは自分の手を離れて
人を傷つけるものにまでなってしまうのではないか

認めた上で
それを祓っていくこと
それは意味もなく
やるだけ

何度でも何度でも
繰り返し繰り返し

私は呪いは人の念で
真人が形を変えたのは
呪いの本質に辿り着くと
それは呪霊以上の
形を持ったものになりうるということかと

それは呪い以上のものになってしまう
だから
それを払い続ける役目の人が必要で
虎杖はその役目を全うする覚悟ができたということ
虎杖自身が呪いだと理解したから

私たちも
みんな呪までは行かずとも
欲を持った途端に
負のエネルギーを出しうると思う
それが大きくならないように
違うエネルギーにならないように
日々
そのエネルギーをととのえていくことが大事だと思うのです。

そのエネルギーを抱えることによってそれは大きくなりうるから

人を恨むこともあるかもしれない
それを抱えていると
人を傷つけることにもなりかねない
いや
知らないうちに傷つけてるかもしれない

そのためにも
エネルギーを正しくコントロールすることが大事なんだと思う

そして呪いのエネルギーは
結局
自分を傷つけることになるんだと思う

キネシオロジーは
体に残った記憶
感情の記憶を解放していく作業です

だから
いえば
虎杖がやる作業を自分でやってる感じかも

45話を見て
自分は虎杖なんだと
ちょっと思ってしまった

東堂があれだけ暴れてる45話なのに
東堂に触れてないって思うかもしれませんが
私からすると
この最後のシーンの方が印象深かったということです
その辺が
還暦が見るポイント?かもですね。

それにしても
最後の夏油の登場

声優さん(櫻井さん)

すごいと思ってしまった瞬間でした。




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