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【アラフォーマラソン体験記】まさかのワースト記録!それでも…(最終回)

今日は柏の葉爽快マラソン5kmの部に参加して来ました。前回の投稿で「自己ベストの25分56秒を更新したい」と宣言したのですが、更新したのはベストではなく、ワースト記録となってしまいました。(信じられなーい!!)

2.5kmのコースを2週するので、1周目は13分、2周目からゴールまではペースを上げて12分、合計25分でイメージをしていました。1周目は計画通りで「よし!」と心の中でガッツポーズをしたものの「成功する時の高揚感」がなかったので、嫌な予感はしていました。販売の仕事でも不思議なくらい次々と物が売れる状態に入ったり、上手く行く時の感覚ってあるんですよね。アスリートの「ゾーンに入る」というのが同じような感じでしょうか。

ずっと私の目の前を走っていた人たちの背中が段々と遠くなって、2周目でスピードを上げるどころか、普段平坦な道では感じない太ももの疲労感が急速に増して「まさか、完走も出来ないの?!」と焦りました。昨年、同じ大会のハーフに出場した時のように、思うように走れない状態が続くとまた自己嫌悪で頭がいっぱいになり、息苦しくなるのではと不安になりましたが、完走した後に報告したい人がいるのを思い出したら「もー、今日は暑いからしょうがない!」と前向きな気持ちになって、何とか完走は出来ました。(それでも年代別4位は悔しいです!またメダル欲しかったなぁ…)

昨年、1月と2月に5kmに挑戦した時「入賞と自己ベスト更新のどちらも出来なかったらもうマラソンは辞めよう」と考えていました。続けても自分の望む結果が出せなければ惨めな気持ちにしかならないと思っていたからです。これまでの記事にも書いていますが、本当に走るのだけを目的として楽しめるのなら大会に出る必要もなく、出場するのは目に見える結果が欲しくて、誰かに応援してもらったり、認めて欲しいからです。ですが、今の私には走る距離や時間がどうであれ、マラソンをしている事自体を褒めてくれたり、前日に応援のラインをくれたり、感想を聞いてくれる人たちがいます。そのおかげで結果の出せない自分を責めたりして暗い気持ちにならずに済みました。とはいえ、今回の記録には全然納得していないですし、私の目標は「自己ベストと表彰台」なので気温の低い時期を狙って必ずまた挑戦します。

以前、投稿したこちらの記事では2023年にハーフを完走し、仕事も継続出来そうだなんて書いていますが、この時のハーフが柏爽快マラソンでして、特に最後の3kmは最悪の精神状態で、沿道からの応援の声で元気を取り戻し、一番声を掛けてくれていたスタッフの女性に「行ってきます!」と言って、絶対に完走しようと気持ちを立て直したのを覚えています。多くの人が知っている事なので書いてしまいますが、今は仕事が順調とは言えません。それでも、マラソンをしていれば誰かが声をかけてくれるんですよね。文章を書くのも同じで、自分を表現していれば共感してくれる仲間に出会えるとわかりました。夢中になりすぎたり、不安を埋める為だけの活動になってしまうと体調を崩すのだと痛感したので、走るのも書くのも程々にしますが、今日はレースの報告をして、この【アラフォーマラソン体験記】を完結させたくて、今書くと寝るのが12時を過ぎるとわかっていて書いてしまいました。

スポーツクラブでトレーナーをしていた頃、年上の会員さんから「あなた、この仕事向いてないわ。もっと自分を出して行きなさい!」と言われたのが印象に残っていて、今も時々その意味を考えています。マラソンやnoteを仕事に出来るとは思っていないのですが、1年前よりずっと今は幸せなので、前向きに自分に出来る事を探して表現して行きたいと思っています。長文になってしまいましたが、最後まで読んでくださりありがとうございました。

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