ベテランのススメ
「ねぇ、スピーカーホンにしてもいい!?」そう質問すると、電話のお相手たちが、YESと言った確率は何%だと思いますか!?
0%です。
今の状況は皆、初めての経験です。想定できることも、もちろんあります。こんな時どうしようと仕事で迷われている方はいらっしゃいますか!?そんな時はどうするか!?
ずばり、現役で現場で働くベテランにお話を聞くことをお勧めします。
同じ業界で戦われてきた方、別の業界から来た方も、たくさんの経験を積まれています。そして今も現役で活躍されているのは、時代に適応する柔軟性と、巧みな技、そして人脈を持っています。
出世している人=優秀だとは限らない
長くいる=仕事が出来るとは限らない
冒頭の言葉「スピーカーホンにしていい!?」は、ベテランが他の方には聞かれたら困りそうな内容を話している時に、わざと私が言う言葉でした。
その人だからこそ持っている経験と技は、誰にでも話せる訳ではありません。
①信頼関係を築くこと。
当たり前のことを当たり前に。あらゆる言葉の先を想像して、先のことを準備して仕事に向かう。
②相手のことを知ろうとすること。
普通に何事も起きていなように見える人ほど凄いのです。毎日をトラブルなく過ごせることは実は普通ではありません。
③心から尊敬すること。
凄いな。この人だったらどんな方法を思い浮かぶかな。この人なら出来ると、とても信頼していました。
技としてではなく、本当に心から凄いと尊敬していました。
一方的な関係ではなく、こちらも技術や仕事のフォローなど提供する準備は欠かしません。
オヤジギャグに突っこみを入れたり、ボケの返し方も準備万端にしていました。
優しいので質問したら、技術や情報を教えてくれるとは思います。
その下にある心意気、発想の転換、柔軟性などは、誰にでも教えてくれるわけではないと思うのです。
それは得意不得意ではなく。
「相手への聞く姿勢」教えて頂く人のあり方です。
自分から言ってこないような、声をかけてこなそうな人でも、仕事が出来る人は、良く人や状況を見ています。
広い視野や柔軟な心があるから長いこと現役でいられます。
自分で考え答えを導き出した上で、人生の先輩の声を聞くことは本当に大切です。今いるあなたの職場を、業界をずっと支えていたベテランの話を今こそ聞いてみましょう。
(私はよく、現場の声を聞いて!この目で現状を見て!と言っていました。聞く耳を持たない人、都合の良い現実しか見ない人のところへは、残念ながら本当の声は届きません。言っても無駄だと諦められたり、歯向かったことへの報復を恐れて本音は届かないのです。)
ベテランが嬉しそうには見えなくても、きっと心の中では喜んでくれているはず。悩んでいるあなたに気づいて見守ってくれているかもしれません。
大切な経験を、大切な時間を使ってあなたに教えてくれることに感謝込めて、ベテランを頼ってみましょう。
今日も素敵な1日になりますように!
最後まで読んで頂きありがとうございます。
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