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ジョブヨク~社会人×学生の本音でフラットな対話の場所①

社会人と学生が立場や年齢の違いを超えて、本音で対話する場所がある。
その名もジョブヨク。
昨年から定期的に参加しているジョブヨクの参加レポートをこちらのページで公開していきます!読んでいただけると嬉しいです。

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上司や部下に対して、もしくは親子間で、年齢や立場が違う相手とのコミュニケーション の難しさを感じた経験はないだろうか。
「これだから昭和生まれは」「最近の子は何を考えているかわからないんだから」そんな 風に一度でも思ったことがあるならばぜひともお勧めしたい場所がある。 それが「職欲~ジョブヨク~」(以下、ジョブヨク)。
年齢も性別も地位も関係なく対等な 立場で、フラットでオープンなコミュニケーションを楽しめる交流イベントだ。

【ジョブヨクのビジョンを語る】
学生のファシリテーションによって各地で開催されてきたこのイベントは7月 23 日で 10 周年を迎えた。記念すべき回となったこの日のテーマは「ビジョンジョブヨク」。
参加者 は 50 人を超え中には北海道からはるばるやってきた学生も。 10 周年ということもあり、今回の参加者は全員がジョブヨクリピーター。
この場を愛する 者同士がジョブヨクの今後について語らう会となった。

最初のディスカッションテーマは、「ジョブヨクの魅力について」。 グループに分かれこれまでに各々が参加したジョブヨクを振り返りながら意見交換をした。 4-5 名のグループには様々な属性の参加者がいた。これから学外のネットワークを広げた いと意気込む大学1年生、仕事に慣れ始めた若手会社員、独立して約10年の経営者、管 理職として組織を背負うビジネスマン、普段から学内外で揉まれる学生団体リーダー、価 値観もおかれた立場も異なるメンバーだ。けれどもジョブヨクが心から好きで、今後もジ ョブヨクが自由なコミュニケーションの場であってほしいという思いは全員共通だ。ジョ ブヨクの魅力は「多様な人や新しいものの見方に出会えるところ」であり、「相手の話を 聞く力が高まる」であると、確信に満ちた意見が口々に発せられた。
次に「ジョブヨクが、今後どうなれば理想的か」について意見交換をした。 あるメンバーは「SNS 上での学生トレンドの上位になってほしい」、またあるメンバーは 「気軽にいつも来られて常に新しい視点をもたらす場所であってほしい」、と各々が意見 を出し合った。それぞれに異なる意見はあっても、根底には「いろいろな属性の参加者か ら刺激をうける場所であり続けてほしい」という思いがあった。立場を超えたフラットな ディスカッションの場として様々な人を巻き込みながら存在し続けるため、より多くの人 に知ってほしい。今参加しているメンバーはさらにジョブヨクを盛り上げていき、周りの 人に伝えていこうという思いを新たにした。 「ジョブヨクの魅力」そして「理想のジョブヨク」。この2つのテーマでのディスカッシ ョンは、年齢や立場は違っても共通して抱く思いがあるということを気づかせてくれた。

【ジョブヨク新聞でつくる未来予想図】

ディスカッションの後はグループワークを楽しんだ。本音でまっすぐに話し合い短い時間 で交流を深めた参加者同士、会のしめくくりとして取り組んだのは「ジョブヨク新聞」。 10 年後の 7 月 23 日を想像しながら、この日のジョブヨクに起きた出来事を伝える未来新 聞をつくった。 全国47都道府県が参加するジョブヨクがこの日に実現している、ジョブヨク開催のため のサロンが各地にできた、などイマジネーションをフルにはたらかせ、1枚の模造紙の上 に10年後の理想のジョブヨクを描いた。 あるグループではジョブヨクが海外進出を果たし国際会議デビューをしたという未来予想 図を発表し、場内にどよめきが広がった。どんなに大胆なビジョンも実際に描いてみると 実現しそうな気にさせられるものだ。未来に向かう記念すべきイベントの締めくくりにふ さわしい新聞づくりだった。

【立場は違っても、本質は人対人】
ジョブヨクは社会人と学生が立場は違っても、同じように日々考えて生きていることを実 感できる場所だ。「社会人」「学生」というくくりすら無意味に感じる場所でもある。 「学生」から「社会人」になり、いつかは「親」になるように、私たちは成長するにした がって属性が変わる。しかし属性が違っても腹を割って話せば人対人であることに変わり ないと気づかせてくれるのがジョブヨクの醍醐味だ。 「これだから昭和生まれは」「最近の子は何を考えているかわからないんだから」このよ うに考えたことのある人にはぜひ一度ジョブヨクの空気を体験してほしい。 立場の違いはあっても共通して抱く思いに気付き互いに刺激し合える場所がここにはある。

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