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Parameのビジョンと10ヶ年計画

本記事では、私が代表を努めている「Parame(パラミー)」についてのビジョンと長期構想を記載しようと思います。

背景

前回の記事「なぜParameをつくるのか?」を記載してから約数ヶ月、COOメンバーにも参画して頂き、COOより「CEOのあなたはより大きなビジョンや長期的な事を考え、組織を率いてください」と言って貰えるほど、心強い体制になりました。

そのおかげで代表の私自身も、よりParame社の長期的なビジョンも考えられる時間も作れた為、更に多くの方々へParameの目指す世界や意義を知ってほしいという想いから、本記事を記載しました。

早速、我々Parameとは何なのか?何を目指し、何のために存在しているのか?

Parameのビジョン・ミッション・バリュー

Parameの事をしっかり伝えるためにParame社のMVV(MISSION・VISION・VALUE)を定義しました。

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MISSION:個人の信用をアップデート(Update individual credits)
VISION:ありのままの自分が認められる世界へ(You are properly evaluated)
VALUE:誠実であれ(Integrity)、もっと積極的に(More Aggressive)、当事者たれ(Be Professional)、仲間と共に(Collaboration)

(※補足)ミッションとは自社が果たすべき使命、ビジョンは使命が達成された時に出来上がる世界、バリューは自社のメンバーが大切にする行動指針と定義しています。

上のMVV図を端的に説明すると、Parame社は個人の信用をアップデート(ミッション)するために存在し、私達がその使命を達成した時、ありのままの自分が認められる世界(ビジョン)が実現されます。

この世界を実現するために、社内メンバーの共通価値観として、誠実さ(バリュー①)強い積極性(バリュー②)、個人としての当事者意識(バリュー③)、チームとしての仲間意識(バリュー④)の4点を大切な行動指針として、私達は日々業務に取り組んでいます。

では、まだまだ抽象的なParame社のビジョンとミッションを、私達は具体的にどう実現していくのか?

Parameの10ヶ年計画

私達は個人の信用をアップデート(ミッション)によるありのままの自分が認められる世界(ビジョン)を、10年で実現したいと考えています。

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(※実際に社内会議で使われているParame10ヶ年ロードマップ)

まず10年後のゴールとしているParame社のビジョンのありのままの自分が認められる世界とはどんな世界なのか?

Parameが実現したい理想の世界

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私達が目指す「ありのままの自分が認められる世界」をより具体的にすると、上図のように「就職」「業務委託」「受験」「ローン」「結婚」など、生まれてから、人生の無数のシーンで「自分が第三者に審査される」という機会はあると思います。

この様な多くの「自分が第三者に審査される」というシーンにおいて、"自分のParameアカウントへ蓄積された信用データがあれば、信用の補完になる世界"を目指します。Parameを利用する前の生活よりも人々の生活が便利になっている世界。例えば自分のParameアカウントに信用があれば、仕事も獲得しやすくなるし、ローンの審査も通りやすくなる。はたまた、プライベートで悩みも多い結婚や子供の受験などでも活用できたりするといった世界です。

このような世界を私達はビジョンの「ありのままの自分が認められる世界」と呼び、この世界を実現するために、私達は「個人の信用をアップデート」をミッションとしています。

では、この世界を実現するためにParame社は、今具体的に何をしているのか?

Parameの現在地点

現在、Parame社は「あなたの"信頼"を"信用"に」をコンセプトにした個人向けサービスの"Parame"と、採用担当者向けに「ありのままの人物像を知れる」法人向けリファレンスチェックサービスの"Parame Recruit"を提供しています。

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企業担当者の方々がParame Recruitを用いて、リファレンスチェックを実施すると、自社への応募者の事をよく知る方からの第三者評価情報(リファレンス)が取得できます。詳細はこちら

(参考)「リファレンスチェック」についての詳しい説明はこちら

リファレンスチェックを受けた個人の方は、自分のParameアカウントが開設され、リファレンスデータが、その人の信用データの1つとして自分のParameアカウントへ蓄積されていきます。

このように、リファレンスチェックにより企業担当者の課題を解決する中で、Parame社へ個人の信用データを蓄積しています。では、更にビジョンの世界に近づけるために今後何をしていくのか?

(参考)Parameのサービス詳細についてはこちら

Parameの今後の進み方(1~3年後、中期構想)

リファレンスチェックにより蓄積された個人の信用データを元に、更にParameアカウントを活用できるシーンを増やし、ビジネス領域を拡張します。例えば、現在既にParameアカウントに溜まった信用データ(≒ リファレンス)を元に個人の方が、副業や業務委託案件の獲得などができるようになっています。

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Parameに蓄積された信用データを元に、まずはHR領域を中心に、活用可能シーンを拡張していきます。

例えば、現在、リファレンスチェックサービスの「Parame Recruit」は、企業担当者が自社への応募者のリファレンス情報の取得ができるといったものですが、更にデータが拡充されてくると、過去の信用データ(≒リファレンスデータ)を見ながら企業担当者からParameユーザーへ直接スカウトを送れるようなマッチング機能などの拡張。

また入社後、入社前に受けたリファレンスチェックのデータを引き継ぎ、社内の社員評価や組織エンゲージメント管理などのシーンで活かせたりと、採用後のシーンでの活用。

より多くのシーンでParameアカウントを活用できるように拡張予定です。では、更により長期的なビジョン実現のために何をしていくのか?

Parameの今後の進み方(3~10年後、長期構想)

上述の1~3年後の進み方は、高い解像度で社内ではイメージできており、時間が必要で、多くの越えるべき壁はあるものの、しっかり実現できる世界であると私達は考えています。更にその後、どのように進みたいかも決めています。(下記は構想ベースなものも含まれますので、今後、多少の変動はしていく予定です)

①外部API開放によるサードパーティ開発への活用

現在、あらゆる分野でのマッチングサービスがあると思います。海外だとAirBnBやUber、日本だとメルカリ、Pairs等、インターネットを通じて様々な分野の人とマッチングできる時代です。例えば新しいマッチングサービスを作る際に必要なレビューシステム等を、ParameAPI経由で、Parameアカウントに蓄積された信用データを簡単に利用できるようにし、他社サービスでも簡単にParameの信用データを活用可能にし、更にユーザーの方々にとって、ありのままの自分が認められる世界の実現を目指します。

例えば、AirBnBで家を借りたい時に、ホストの信用レベルがParameと連動して見れて安心して借りれる、Uberでタクシーを呼んだ時、運転手の信用レベルが見れて安心して乗れる等の世界観です。

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②金融与信の審査への活用

Parameは今、HR領域での活用法が主ですが、長期的にParameアカウントへ蓄積されていった信用データを、ローンなどの金融与信領域で活用できるようにしたいという強い想いがあります。金融領域での個人の与信スコアルゴリズムは日々進化していますが、まだまだ多くの課題があります。それをParameの信用データを活用することで、更にユーザーの方々にとって、ありのままの自分が認められる世界の実現を目指します。

例えば、ベンチャーに転職後や独立直後などってローンの審査とか通りにくくなりますよね?それがしっかりParameに信用が溜まっていれば与信の補完になるといった世界観です。

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③公的機関との連携

Parameは最終的には、マイナンバーカードのような「身分証明」「個人ID」のような、個人の方々のアイデンティティの担保・証明となるようなサービスにしたいと考えています。学校などの教育機関、公的審査など、公的な業務の中で個人の信用データが使われるシーンは多くあります。私達Parameは公的機関の中でも、Parameの信用データを活用できるようにすることで、より皆様の生活が便利になり、ユーザーの方々にとって、ありのままの自分が認められる世界の実現を目指します。

例えば、受験のプロセスでParameアカウントが使えたり、役所など公的機関でParameアカウントがIDとして使えたりするといった世界観です。

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最後に

以上、Parameの目指す世界と10ヶ年計画でした。私達は上述の全てを10年以内に実現したいと考えて日々業務へ取り組んでいます(実はその間にグローバル展開構想などもあるのですが、それはまた別の機に、、)。

このビジョンが達成された時、世界は大きく変わり、それはイノベーションと呼べると思いませんか?私達はこれがイノベーションだと信じ、真剣に実現するために取り組んでいます。

このビジョンの実現には多くの壁や困難もあり、まだまだ多くの方々のご協力が必要です。本記事をお読み頂き、Parame社ヘ共感頂いた方、ご関心持って頂けた方は、私個人のSNSお問い合わせ窓口などからご連絡頂ければ幸いです。お待ちしております!

ご一読ありがとうございました。(私個人が本事業へ取り組む個人的な想いはこちらより)