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入社後はどんなことを学ぶの?スタートアップ研修のカリキュラム紹介!

前回は「未来を創るひとづくり」をモットーの下、入社後の安定した働きでスキルや経験を積み重ねると共に、自分に自信が持てるよう人間面でも成長して欲しい。そんなアーキ・ジャパンの人材育成方針と、入社後の研修やサポート体制、キャリアデザインなどについてお話ししました。今回は入社直後に行うおよそ3週間の「スタートアップ研修」にフォーカスし、その全貌を紹介していきます。

前回の記事はこちら↓

働くための準備~「スタートアップ研修」とは?

入社時点で多くの人は「具体的にどんな仕事をするの?」「職場環境は?」など、自分が建設現場で働く姿を想像することがなかなか難しいです。

アーキ・ジャパンの「スタートアップ研修」では、こうした入社者の不安を低減させるためにも「実際の現場を知ること」を大切にしています。
具体的には、実際の現場で想定される仕事や状況を、前もって体験することで経験値として吸収できる、実践的なトレーニングを盛り込んでいます。
加えて、仕事を継続していく上で重要なのは「自信」であり、「自信」を身に付けるためには自分自身の「自己理解」が不可欠だと考えます。そこで「自己理解」に至る手助けとなるような要素を取り入れたカリキュラムを行うのも、この研修における特色の一つです。

全般的に研修科目は「単なる座学講義」だけではなく、実際に手を動かし、考え、他の受講生とディスカッションするなど、受講生自身の頭と身体で学んでいけるアクティブな内容となっています。
また、グループワーク形式により受講生間のコミュニケーション機会を多く持つことで、互いに「気づき」が得られる機会を増やすと共に、配属前の不安を払拭できると考えています。

実際の研修カリキュラムはどんな内容?

前項では「スタートアップ研修」の狙いや考え方をお伝えしました。では、この研修カリキュラムは具体的にどのような内容なのでしょうか?研修科目・内容をお伝えします。

  • 自己理解研修

過去の経験からの自己分析や、個性心理学(動物占い)の結果を用いて自分の強み・弱み、長所・短所など自分の特性を整理して理解するための研修です。また、自己理解したことを開示するための「自分説明書」を作成し、今後配属される現場でのコミュニケーションツールとして使用します。

  • 現場イメージ研修

「現場で働くイメージ」をつかむための研修です。現場の環境をはじめ、共に働く人たちや現場での指示事項、先輩社員の経験談など、配属先で今後起こり得ることを学びます。これにより前もって働くイメージを持つことができます。

  • ビジネスマナー研修

「社会人」としてのマナーや振舞い方を学ぶ研修です。現場では様々な年代の人々と一緒に働きます。現場での人間関係の摩擦を少なくし、円滑なコミュニケーションを実現するために、役立つことを学びます(ex.挨拶や返事、話し方・聞き方、仕事への姿勢、報連相の方法 など)

  • コミュニケーション研修

職場での人間関係を円滑にするため「テクニックとしてのコミュニケーション」を学びます。コミュニケーションは繰り返し訓練することでどんどん上達します。(ex.コミュニケーションの必要性、会話の始め方・続け方、依頼の頼み方・断り方、感情のコントロール など)

  • 安全管理実習

現場で行われている安全管理業務について学習します。施工管理者(元請け)の実施内容、および協力業者(下請け)に実行させることや順守させることなどを学びます(ex.ヒヤリ・ハット事例、KY(危険予知)活動。労働災害の傾向、現場不安全箇所など)

  • 書類作成実習

建設現場における施工管理業務の基本となる、各種書類(ex.施工体制台帳、現場掲示物、道路使用許可証届、緊急連絡体制など)作成演習です。実際に現場で作成することが多い文書のテンプレートを用いて、Microsoft Excelにて必要箇所を記載していく実習です。

  • 写真管理実習

建設現場における施工管理業務の基本となる、写真管理の演習です。デジカメやタブレットを使用して現場写真を撮影から、撮影後の写真をPCの専用ソフトを用いて整理するまでの一連の流れを実習します。

  • 職長・安全衛生責任者特別教育

作業現場で共に働く「職長」の業務・役割、危険作業や有害性、災害・異常時の措置方法などを学習します。受講終了後には「職長・安全衛生責任者能力向上教育」修了者証が発行されます。

  • 酸素欠乏症特別教育

酸素欠乏症などを引き起こす可能性のある、危険箇所での作業時の注意点や、管理項目を学習します(ex.酸素欠乏症・硫化水素中毒、発生しやすい箇所・作業、呼吸用保護具について  など)受講終了後には「酸素欠乏症特別教育」修了者証が発行されます。

  • フルハーネス特別教育

高所作業時に必要不可欠なフルハーネスを実際に着用し、フルハーネスの重要性や着用方法・使用時の注意点、メンテナンス方法などを学びます。受講終了後には「フルハーネス特別教育」修了者証が発行されます。

さいごに

3週間という期間での研修は長いように感じるかもしれません。それでもこの研修受講を通じて、これから働く仕事や現場について知り、自分自身の強み・弱みを知る。この期間での経験によって自信を持って配属先での第一歩を踏み出すことができたら。そんな思いを胸に抱き、受講生によりわかりやすく、受け入れられやすい研修を目指して取り組んでいます。「建設業界ってどんな仕事をするの?」「建設業界の知識や経験がなくて不安・・・」と思う方も、スタートアップ研修を受講した後には疑問や不安がある程度解消されると思われます。ぜひ一度アーキ・ジャパンの門を叩いてみてください。皆さんのキャリアアップをサポートいたします!


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