![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/129887444/rectangle_large_type_2_1b12824bd685db2c067df27880e26a2b.jpeg?width=800)
Photo Story|七曲-ななまがり-/Nanamagari
![](https://assets.st-note.com/img/1707110505644-7YiaXhajkO.jpg?width=800)
クリック(タップ)して拡大すると画質が上がります
「七曲-ななまがり」
静岡県島田市川根町に位置する鵜山の七曲り。
南アルプスの間ノ岳を起点とする大井川は駿河湾へと南東方向に流れている。
一方でこの地域の地層が北東から南西に向かっているため、川の流れは南東ではなく南西に曲げられしまう。
南東へと下る流れに対して地層は南西へと向かうため、それを繰り返すことで七つの曲流が形成されたと言われている。
自然の力と造形美を感じることができる絶景。
Photo Story
静岡に引っ越してきて、少し寂しいなと感じたことは冬らしさを体験できないことだった。
もちろん、冠雪した富士山を見れば冬らしさを感じるのかもしれないけど、実際は秋から春先まで雪を被っているので冬らしさをあまり感じられない。
雪は一切降らないし、寒さもめっちゃ寒いという感じではないので、ちょっと言い過ぎかもしれないけど秋の延長線みたいな感覚。
もちろん静岡県内でも地域によっては雪は積もるので、あくまで僕が住むエリア周辺地域においての話。
だからこそ、静岡の冬を探しに行こうと!
•••
場所は島田市川根町というエリア。
川根茶や川根温泉が有名で、山々に囲まれた場所である。
少し標高もあるので、冬らしさを感じるにはもってこいかなと。
大井川を中心に谷のような地形になっており、川の両サイドは山々が連なっているようなイメージ。
今回はその連なる山の上に行ってみようと。
県道の脇へとそれて、山道へと続く道を車を走らせる。
ぎりぎり離合できないくらいに細い道。
僕は車の運転はそんなに苦手ではないけど、やっぱり細い道はいつも怖い。
これまでもいろんなところに旅したり、登山に星空撮影とどうしても細い道を運転する機会が多かった。
それでもいまだに細い道は慣れない。。。
さらに、昨年このエリアで降った大雨の影響で、あちこち土砂崩れがあったとされる箇所が散見された。
一応土砂は撤去したけど、まだ斜面は砂の状態で落石も多数あって、運転者に更なる緊張感を与えてくる。
走らせること20分強。
途中から道の端々に雪が出てきており、おおー冬らしい!!とちょっとテンションが上がる。
そして目的地の朝日段という見晴らしのいいエリアに到着する。
まさに絶景。
![](https://assets.st-note.com/img/1707110588640-SxrA0V47Fk.jpg?width=800)
雪をちょっぴり被らせた南アルプスを遠くに眺めることができる。
冬はまだ遠いなという感じだけど、それでも静岡の冬を感じるポイントとしては悪くない。
思う存分景色を楽しんだところで、さらに奥へと進む。
道路脇も雪が増えてきて、これまた運転者に緊張感を与えてくる。
走らせること10分、七曲スカイパークという場所に到着する。
ここがもう心からはしゃぎたくなるほどの絶景。
パラグライダーのために作られたような場所で、大井川の陥入蛇行こと鵜山の七曲りを見ることができたり、遠くを見れば富士山、伊豆半島、駿河湾、そして御前崎の方まで見晴らすことができる。
地元にこんな絶景ポイントがあったとは...。
その時に撮影したのが今回の写真。
アドレナリンぶわぁぁぁって出てる瞬間は子どものようにはしゃいでしまう。
カメラ片手にあっちに走り、こっちに走り、無邪氣さが最高潮に達し、ありがとうという言葉が途端に溢れてくる。
もともとカメラは星空撮影から始めて、それからいろんなところへ旅をして絶景とか景色の写真ばかり撮っていた。
今では小さな美しいを数多く撮るようになったけど、ほんとは絶景と呼ばれる景色もたくさん撮りたいなという思いもあって。
初心に戻って色んなところにもっと行こう、旅をしよう、そんな氣持ちを再確認するのだった。
![](https://assets.st-note.com/img/1707110635340-X5ZfBoS4R2.jpg?width=800)
ご覧いただきありがとうございました!
どうぞ倖せが繋がりますように。
2024年2月5日
デジタル写真販売
写真を販売中。
各種リンク先一覧
今後活動の幅を広げていきます!
璃色World*AkiᵕirO*〜倖せ繋ぎ〜(ブログ)
僕とパートナーのakiが見る世界を記事にしています。
Sudume* by aki
パートナーのnoteページです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?