Photo Story｜可憐-かれん-/Karen
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「可憐-かれん-」
優しい顔をした可憐な姿の百舌鳥のメス。
小柄で凛としてとても愛らしい姿とは裏腹に
タカのような嘴や獲物を探す眼光は
とても鋭く気性の荒さを感じさせられる。
これ以上近づくのはやめておこう・・・。
Photo Story
近所の散歩回。
散歩回の続き。
念願のコゲラちゃんに出会ってルンルン気分で桜並木をさらに進んでいく。
すると今度は目の前をスズメくらいの大きさの鳥が颯爽と横切っていく。
野鳥センサーの感度が既に最高潮に達していたので、その姿を見落とすことなく無意識に目で追いかけていた。
彼女が止まったのは10mくらい離れた桜の木の枝。
まずはカメラの望遠レンズを最大にズームして、様子を伺う。
姿はバッチリ視認できるけどちょっと遠すぎるなぁ。
そう思ったので、忍びモードになって、気配を殺してカメラのファインダーを覗きながら、そーっと近づいていく。
地面をキョロキョロとみている。
そんな中、どんどんどんどん近づいていく。
距離にして7m。
まだこちらには警戒せずに、どうやら獲物を探している。
更に慎重に近づいていく。
あ、こっち見た。
距離にして3mほど。
これ以上近づくと逃げていくだろうと思ってこの場所で撮影会に臨むことにした。
これらの写真は一部を切り取りアップにしたもの。
最初は何の鳥がその場でわからなかったけど、調べると百舌鳥のメスであることがわかった。
今まで百舌鳥のオスは見たことがあったけど、メスを見たのは（正しくは認識したのは）初めてだった。
百舌鳥の気性の荒さは知っていたけど、メスを見ると全然そんな感じもしなくて、ただひたすらに可愛い・・・。
しばらく撮影会をさせてもらったけど、どうやら獲物を発見したようで、地面にダイブしていった。
その付近を見渡していると、ちゃんとオスもいた。
彼はかなり警戒心が強くて少しでも距離を詰めようとすると空高く飛んでいってしまった。
ひょっとしたらカップルだったのかな？
それとも美しい女性を遠くから見つめていただけなのかな？
色々な妄想が捗りながらその場を後にした。
続く
ご覧いただきありがとうございました！
どうぞ倖せが繋がりますように。
2024年3月12日
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