Photo Story｜参上-さんじょう-/Sanjyo
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「参上-さんじょう-」
翼を広げて自慢の大きな足を使いながら
まるで水面を走るかのように飛んできたオオバン。
とぉー！！！
参ッ上ォォォ！！！！！
とでも言わんばかりの登場シーンの一幕だった。
Photo Story
近所の散歩回。
池や湖や川などに生息しているオオバン。
カモと同じくらいに身近な水鳥ではないだろうか。
自宅近所の川に行けば、だいたいこのオオバンかオナガガモ、あるいはマガモたちの3種類がぷかぷか泳いでいる。
ところで二週間前に沖縄の国頭村というところで3泊ほど宿泊していたのだが、そこはヤンバルの森が広がるエリア。
その森には天然記念物であるヤンバルクイナが生息しているエリアなのだが、このオオバンはそのヤンバルクイナと同じクイナ科に属しているという。
ヤンバルクイナは飛べない鳥としてヤンバルの森にしか生息していないが、このオオバンは飛ぶことができるのでアフリカ、ユーラシア大陸など比較的世界のあちこちに生息しているらしい。
陸地で何かを探しているオオバン。
この大きな足がなんといっても特徴的。
ヤンバルクイナも発達した足が特徴だったので、このオオバンの足を見たら同じ仲間なのも納得。
にしても、このオオバンが特徴的なのは他にもあって、今回の写真のようになんと水の上を走る時がある。
僕が河岸に近づいたことで餌をもらえると期待したのか、少し離れたところから慌てて水の上を走ってくる姿がなんとも珍妙な光景だった。
泳ぐよりも飛ぶよりも水の上を走ったほうが早いと判断したのかもしれない。
しかし、餌をもらえない（持っていない）と分かったら、かいさ〜んと言わんばかりにぷかぷか泳ぎながら散り散りになっていった。
・・・
こういう動物たちと戯れるのも本当に楽しい瞬間。
そして戯れながらも動物たちのことを少しずつ詳しくなっていく。
僕にとってこういう時間をもっと大切にしていきたいなと思う今日この頃。
ということで、散歩シリーズは一旦終了です。
ここまでお付き合いありがとうございました！
ご覧いただきありがとうございました！
どうぞ倖せが繋がりますように。
2024年3月14日
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