Photo Story|蛸花-たこばな-/Takobana
「蛸花-たこばな-」
まるでタコさんウインナーのような姿。
その正体はオヒルギの花。
その異形な姿はどこか地球外生命体のよう。
この星ではないどこか違う星へと
きてしまったかのような錯覚に陥っていた。
Photo Story
沖縄最終日編。
前回の続き。
慶佐次川は距離は短いが遊歩道が設置されていて、マングローブ林を真横に歩くことができる。
次女は車の中で爆睡していたので、パートナーのakiと共に少しだけ散策することに。
マングローブは「いのちのゆりかご」と呼ばれるくらいにたくさんの生き物たちが住める環境を作っていると言われている。
そのため、遊歩道から顔を覗かして生き物を探していると不思議な形をした花に出会う。
それが今回の写真であるオヒルギの花だった。
まるで宇宙人のような姿にちょっとびっくり。
真っ赤に染まるそれはタコさんウインナーそのもの。
これはなんだ!?と少しばかり興奮しながら写真を撮る。
いやぁ本当に変な形・・・。
沖縄にきてからというもの、変な植物とか変な花とかをいっぱい見てきている気がする。
これが熱帯地域の個性なのか・・・。
おそらくこれは蕾。
タコが足を閉じて泳いでいるようにも見えなくはない。
これはヤエヤマヒルギの種?蕾?
詳細はよくわからないけど、おそらくこの蕾のような先っちょにある白い部分がサヤエンドウのように伸びたものが種子になるらしい。
ちなみにこの種が水辺を漂流しながら生息域を拡大していくことから、漂木で「ヒルギ」という名前になったとか。
あるいは蛭の木で蛭木とも書けるそう。
えっと、これは何ですか?
もはやよくわからないものまで写真に撮っていた。
そんな不思議なマングローブたちにすっかり魅了されて、ここを離れるのが名残惜しい気持ちになりつつも、次の目的地へと進むのであった。
・・・
ちなみに蛸花は僕の造語なので、悪しからず・・・。
続く
ご覧いただきありがとうございました!
どうぞ倖せが繋がりますように。
2024年4月6日
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