旅先の一人居酒屋
ぼくの旅の楽しみは居酒屋です。
その土地の店で地酒と名物を楽しみます。
地酒に合うものと言えば魚であることが多いので、目的地には魚処を選ぶことが多いですね。
ですが海なし県では肉料理(鶏・豚・牛)が輝くので魚でなければダメということではもちろんありません。
シンプルに切っただけ(刺身など)もいいし、聞いたこともない料理方法もなかなか楽しい。
何より店の人との会話が楽しいです。
こだわりポイントがそれぞれあって、それを知るか知らないかで全然料理の味わいが変わってきます。
会話のありなしで、作ってくれる肴も違うような気がしてます。
そりゃそうですよね、全然知らない人に作るのと、ちょっとでも知ってる人に作るのが同じなわけないです。
あとはカウンターにいる他のお客さんとのコミュニケーション。
これも楽しい。
昔、松山でおこぜ一匹の半分を引き受けてくれた方には今だに感謝してます 笑。
そんなこんなで居酒屋を楽しむわけですが、こういう楽しみ方は一人だから出来るんです。
二人でもまあ大丈夫、なんとかなる。
でも三人になったらもう完全に内側を向いた過ごし方になるので無理ですね。
三人以上のグループだとぼくはもう料理や酒を楽しむ感じではない。
だから地方を訪れて居酒屋に行くのは一人旅がベストです。
グループで行く時はGoogleマップや食べログの評価を参考に選びます。
評価の高い店は万人受けするのとほぼイコールなので失敗することが少ない。
ところが万人受けする店は特定の誰かに手厚いということがなく、上に書いたよう店員や他の客とのやりとりが生まれにくいですね。
ぼくはどちらかと言うと人付き合いが好きな方なので、一人旅ではふらりとあまり混んでないお店に入ります。
混んでる店はグループで行く方が適してる。
ただ、常連だけが屯しているような店はあまり良くない。
常連の世話に追われて、店員がこちらとやり取りする余裕がないからです。
混んでる店じゃなく常連の店でもなく、となると店選びはなかなか難しいですね。
それがまた楽しいんですが。
失敗があるから上手く当てた時の喜びも大きい。
何度か失敗してるとなんとなく良い店を引き当てる勘も冴えてきますよ。
こんな遊び方をしているので、どの店に飛び込んでも美味しいという地方は有り難いです。
そんなとこがあるのか?と言われそうですが、ぼくの経験では福岡・松山・金沢がそうでした。
リタイヤしたらゆっくり(1~2ヶ月かけて)訪れてみたい街ベストスリーだったりします。
ではこれを地元でもやってるのかと言うと、これが不思議なことにやらない。
地元は武蔵小杉で、かなり繁華な街ですが行く店は決まってしまってます。
旅先限定だから楽しいのかな?
きっとそうかも知れませんね。
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