「第30回 教員って世間知らず?」


「教師はいきなり先生と呼ばれるから、社会常識とズレてるor世間知らずだ」

現場時代によく耳にした言葉です。


内部にいて、本当にそうなのかな?と見ていました。


すると、言われているすべてのことではありませんが、その一部分である社会人マナーの面において気づくことがありました。



それは、「いきなり先生と呼ばれるから出来ない」のではなく、いわゆる社会人マナーというものを「習っていない」だけではないかと。



民間企業だと、多かれ少なかれ、電話やメールの業界内マナーや名刺交換、タクシーに乗る順番、会食でのマナー等々を研修などで学ぶ機会があると思います。

(コロナ渦でこの点もだいぶ様相が変わったと思いますが、、、)



身近に接する教員の方々は決して傲慢でも横柄でもなく、なんでそんな風に言われるのかな?と考えたところ、以下が浮かびました。



「単純にマナーを学ぶ機会が無い、もしくは少ないだけでは?」



早速、年度はじめの4月の教職員研修で「社会人マナー研修」を実施しました。



経験豊富な教員は、元々出来ている方がほとんどでしたが、若い教員でも習ったことは翌日に当たり前にできるようになりました。



「なんで出来ないんだ、、、」

こんな嘆きの原因やレッテルを貼られていることの本当の原因っていうのは、案外こんなことだったりするのかもしれません、、、。

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