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経済の起源は〇〇。経済学初心者におすすめの一冊。

経済の起源って説明できますか?
我々の住んでいる社会の仕組みを知ることは、一般教養として必要です。なぜなら、社会の原理原則を理解しないまま生きているのは、例えて言うと、サッカーのルールを知らないままただボールを蹴っているようなものです。

経済をわかりやすく説明してくれている本はこちら。

今日はマンガを読んで勉強しました。アダムスミスの国富論は経済学部を卒業した人、ちゃんと高校の政治経済で勉強した人は覚えてますよね?

その国富論をわかりやすくマンガで説明してくれているのがこちらの本です。いきなり国富論の本を読むのに抵抗がある方は漫画から読んでみることをおすすめします。

今日は経済の始まりについてだけこちらの本からお伝えします。

資本主義の始まりは物々交換

人間がまだマンモスを追っていた頃。自力でマンモスを追っかけて自分の食糧を入手していました。

その時代、足が遅いことは致命的な問題。足が遅い人が「トロ次郎」は自分でマンモスを取りに行くのはできず、日々どうしようかと考えていました。

「このままだと痩せていく一方だ…、どうにかして肉をゲットできないだろうか?」

そんなときには彼は考えつきます。

「あ、マンモス狩りが得意な人に弓矢を作ってあげて、その代わりに肉を分けてもらおう!」

トロ次郎は手先が器用だったので弓矢を作ることができ、マンモス狩りが得意な人に肉を分けてもらう代わりに弓矢をプレゼントしてあげました。

そうするといろんな人からお肉を分けてもらうことができるようになり、トロ次郎は自分でマンモス追いかけるより、弓矢を作っている方がお肉を取れることに気付きます。

彼は弓矢職人へとなりました。

また別の子、リンタロウはりんごが生えている場所を知っていました。そして彼もマンモス狩りがあまり得意でなく、かつみんなが肉を食べた後に甘いものを欲していることに気がつきました。

そして彼は肉と交換にりんごを交換するようになりました。そして肉とりんごを食べることができるようになりました。

これが分業の始まりです。そのうちに相手の利己心に訴えかけるようなものを提供することができる人がたくさんのものを集めるようなりました。

貨幣の誕生

分業が行われるようになり物々交換が盛んになってくると、とある問題が発生しました。それは物の価値の適性がわからなく、不公平感を感じる人が出てきたことです。

「マンモスの肉3切れと弓矢1つじゃ割りに合わないよ〜」
「りんご1つとマンモスの肉5切れじゃちょっとマンモスの肉が多いかな〜」など

そこで交換がしやすく価値のわかりやすいものを導入するようになりました。

貝やら穀物やらが初めのうちは使われておりましたが、そのうち金属が使われるようになりました。

金属は長期の保存ができる上に形を変えることも分割も自由なためとても便利でした。

そしてさらに進化して今では硬貨が使われるようになりました。そして貨幣経済が始まりました。

結論

経済の始まりは物々交換でした。国富論について詳しく知りたい方はぜひこの漫画もしくはアダムスミスの国富論を読んでみてください!

今日も読んでいただいてありがとうございました!それでは!

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