足の長さ

今回のテーマは、「足の長さ」です。

よく治療院の先生達が、

「足が短いよ。」

とおっしゃることがあります。

なぜ足が、短くなるのか・・・・

答えは、

骨盤や背骨に

捻じれのモーメント

が加わっているからです。

イメージとしては、

雑巾シボリでしょうか。

雑巾をひねると

左右にコヨリが走って、

左右の生地の長さが変化します。

同じ理屈で、

身体が捻じれると

筋肉と靭帯にコヨリのような力が加わって、

骨を引っ張ります。

引っ張られた骨は、

骨格の並びを変化させ、

足や手の長さを変えるように

見えてしまうのです。

本当に、

足の長さが異なる場合は、

骨折や成長障害による

骨自体の短縮・変形しか考えられません。

だから、

健康体の人が

「足が短いよ」と言われても、

心配することは、ありません。

骨格の捻じれを、

正確に調整すれば、

すぐ定位置に戻ります。

しかし、

日常生活の中で、

姿勢の悪い恰好を

長時間持続していると

また、

同じような骨格の捻じれを作りますから、

気をつけて下さい。

アドバイスとしては、

仕事や運動による骨格の捻じれは、

事故的な要素で生じますので、

筋肉が緊張している間は

捻じれないものです。

しかし、

日常生活の中で、

リラックスしている時は、

筋肉が弛緩していますので、 

身体に捻じれの癖が形成されます。

だから、

リラックスしている時こそ、

正しい姿勢をしましょうね。


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