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読もう!未来投資会議!③~キャッシュレス編~

にちは、aki22です。

今回のお題は

読もう!未来投資会議③ ~キャッシュレス編~ です。


政府が推進するキャッシュレス化について、

何をしようとしているのかなるべく平易に解説していきます。


1.はじめに

多くの方はもう結構ペイペイとかキャッシュレス決済を

使ってるのではないでしょうか?

私は現金主義だったんですが、たまたまヤフオクでものを売った時に

現金を振り込むための手続きが面倒だな…と考え、

ペイペイで使うことができることを知り、

そのままペイペイを使うことになりました。


財布持ち歩かなくていいのは意外と便利だなーと最近思います。


コロナ禍では現金の受け渡しの省略による接触の回避、

お金そのものについたウイルスの回避ができること

本技術は大きなメリットがあります。


ですが…


2.キャッシュレス技術の問題点

一方でキャッシュレス決済の問題点はご存じでしょうか。

キャッシュレス決済の弊害は2点

① 銀行の手数料

② ノンバンクの全銀システムに参加できないこと

です。


銀行の特権の2点みたいなものですね。

手数料ビジネスうまい、全銀システムは銀行だけのもの。


・・・ここにメスが入ります。


ザックリ簡単にメスが入る内容を書くと、

・決済回数、価格幅に応じた柔軟性を銀行側は迫られ、手数料は安くさせられる。

・条件をクリアしたノンバンクは全銀システムに参加可能となる。

です。


①の手数料の弊害ですが、

キャッシュレス決済は店舗の売り上げが銀行振り込みで行われるので、

振込手数料を店側が負担しなければならない。

便利なのに店側に無駄なコストが発生するわけです。

無駄なコストは当然、物価に反映します。消費者も無視できない。

振込手数料ですが、なんと40年前の1980年から変わっていないそうです。


…は?と思いますよね。

確かに40年前はパソコンもない、手書きメインの時代。

人がどうしても必要です。


でも今は違う。

パソコンもある。AIが人の代わりに仕事するような時代です。

メガバンが最近リストラしまくってますよね。

人件費削りまくってのに、手数料は不変。


「作業のわりに高くない?

しかも、銀行で囲い込んでるから競争も生まれてないから、

こんな手数料がまかり通ってるんでしょ?」

という指摘からメスが入り、国から「手数料を安くしろ!」

と怒られてるわけです。


正直、モノ申すと、

もう仮想通貨でよくないですか?

キャッシュレス化なんて何年も前からできてます。

多少手数料は取られますけど送金も24時間、世界中でできます。


日本円のシステム上、銀行は(今は)必要ですが…、

手数料という打ち出の小づちにメスが入ったってことは、

単純に収益が悪化しますから、銀行業は今後厳しさを増すでしょう。


未来投資会議のさらに未来を予想すると、

いずれは仮想通貨に行き着くと思ってます。

無駄がない、中間搾取がない、便利。。。

これに関しては別記事を書きます。


②ノンバンクの参加ですが、

ノンバンク(資金移動業者)が技術を駆使した画期的な決済サービス

を提供しても銀行を間に挟まなければならないから自助努力でコストを

下げることができないことが問題視されたようです。


全銀システムは銀行が囲い込んで、閉鎖的なので、門戸を広くしろ!

ってことですね。

これによって銀行による中間搾取がなくなります。


全銀システムって何って?

「全国銀行データ通信システム」の略で、企業や個人などから送金・振り込みを金融機関同士で処理するネットワークシステムです。

これはいままで金融機関だけで囲い込まれてましたが、

これからは変わっていきます。

遠い未来では無くなるかもしれませんが。


以上です。

未来投資会議といったものの、

業種によっては未来が閉ざされる会議となっていますね。


銀行よ…、既存のビジネスで立ち回ってたら即オワコンだぞ…。


では、本日はキャッシュレスについてでした!

よい夜を!


3.参考資料

以上内容は以下のURLに全部書いてます。興味があるかたはどうぞ。

http://www.kantei.go.jp/jp/singi/keizaisaisei/miraitoshikaigi/dai40/siryou1-1.pdf


aki22

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