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自分自身を知る

今年は本当にいろいろありました。

とりあえず、1月に動画クリエイターから某マーケティング系の会社に転職しましたが、12月に去ることになりました。

未経験が故に業務内容が合わなかったというよりは、社風が極端に合わなかったというのが、いまのところの感想です。思った以上に成果を出せず、対人関係でもストレスが増えて苦しかった。

なぜこうなってしまったのか、改めて自分について考えてみました。

以下、こちらの本やサイトを参考にしました。
マーケティングの仕事と年収のリアル(山口義宏)
http://tamiteku.com/leader-06/

人間の性格分類や組織体質において、以下のように分類する考え方があるようです。
・狩猟型と農耕型
ゼネラリスト型とスペシャリスト型

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狩猟型
・失敗を恐れず行動し、競争を促し結果がはっきり出る仕事を求める
・個人主義の傾向が強く、自分の意見を主張しやすい
・行動力が優れている反面、計画性には乏しく方針が変わりやすい etc
農耕型
・安定感を大事にしながら、協調的に1つのものを練り上げる
・集団の中で、ルールや関係性を大事にする
・大胆なイノベーションを起こすことに対しては多くの人が後ろ向き etc

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ゼネラリスト型
・業務全般において幅広い知識や経験、スキルを有している
・コミュニケーション力や広い視野を持っている
スペシャリスト型
・専門分野に必要な
知識や経験、スキルを有している
・自分が興味や関心を持っていることを仕事に結び付けている

このように分類してみて、自分は明らかに農耕型×スペシャリスト型にあてはまることがわかりました。

特にテレビ番組や動画制作の現場は、様々な技術を持ったスタッフが集まりチームを組み、時間や手間を掛けて1つの作品を作り上げるのが一般的。個人の感覚や経験が重視されがちです。

一方、転職先は狩猟型×ジェネラリスト型と言えそうです。事業拡大に向け積極的に事業展開しており、結果や数字が重視される。
ただ良くも悪くも個人主義で、欠点を補ったり、失敗を認め合う、できたことを称えるようなチームプレイは好まれない雰囲気があり、ここがかなり辛かった。

ただ当然、このようなミスマッチは入社してみないとわからない。自分の場合は割と近しい気質を持った同僚の離脱が相次ぎ、孤立無援になってしまった。さらにコロナ渦でリモートワークになり、気軽に相談したり相互理解を深める機会が失われてしまった。会社自体も余裕が無かったかもしれない。

変わるのは難しい

そもそも転職したきっかけも、何か自分を変えたい、欠点を補いたいという動機がありました。

しかし、ありきたりな結論かもしれませんが、やはり自分の適性を変えることは難しい。こんなにもストレスが増え、不幸になるとは思っていなかった。
それに、転職したい動機をさらに深ぼると、周囲に自分の欠点をいい意味で補ってくれる人間がおらず、結局自分が環境や気質を変えることでしか変われないと追い詰められた結果ではないか、と気づくようになりました。

とはいえ、この1年間で新しい経験や知識が得られたことは、とても意義があったと思います。しんどかったけど無駄にはなっていない。

2021年は、動画クリエイターとしてとりあえずリハビリしよう…と思っています。稼ぎたい。

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