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リフティング練習についての考え

リフティングについての考えは、本当指導者それぞれの考えがあって、今から書くことは、あくまでも自分の考えとなることをあらかじめ伝えておきますm(_ _)m

よく日本の少年サッカー現場を見ていると、『リフティング◎◎回ー!』って言われて、キレイな姿勢で機械のように上手にリフティングをひたすらしている光景を目にする。

2020年現在でもあるかは不明だけど、少なくとも2年前の某トレセンでの選考内容の1つに【リフティング連続100回以上】という衝撃の資料を見た。

リフティングに対する考え方は人それぞれで良いと思う。もちろん多くの回数が出来たら、それはそれでスゴイと思うけど、

自分は回数がリフティングに求める第一では無い。

リフティングが連続100回以上出来ないとダメとか、サッカーが上手くないっていう事についての納得出来る理由を聞いてみたい。

ちなみに浅はかな自分の海外のサッカー育成年代の練習を見た経験の中で、求めるものの中に、回数を多く求めるようなものは見たことが無い。(もちろん海外がすべてではないけど。)

では、リフティングによってサッカーレベルが向上するものは何だろう。

ボールの芯をしっかりタッチする、だったり集中力は確かに養われると思う。

自分の中のリフティングで養われるものの大きな要素として、

身体の運び方とバランスを崩した時のボールタッチ

ここに大きなポイントを置きます。

サッカーのプレー中にボールをタッチする時は、時に走りながら、時に相手と競り合いながらとか、自分のベストな態勢でタッチすることは多くない。

そんな中でも、しっかりしたタッチが出来るか。

てことは、リフティングしている時に、例えば少しタッチミスしてボールが身体から離れてしまった時に、いかにボールに身体を近づけたり、バランス崩している中でも、しっかりしたタッチが出来るかがKey factorになる。

多分、日本人はリフティングの技とかは海外の選手よりも相当上手いと思う。

でも海外の人達は、それはリフティングじゃなくて、『ジャグリング』だと言う。(別に否定しているのではなくて、出来れば楽しいし自分もやりますよ)


この動画見てて、彼らは遊びながら、でもバランスを崩しながらでも、しっかりとタッチしてコントロールしているのがわかる。

これが、自分の中でリフティングをするときに求めるものであって、より時間の無い中で、且つバランスが整ってない中でプレーすることが多いサッカーのプレー中に力が発揮できるポイントだと思う。

とりあえず、早く色んなセレクションとかの選考条件から、リフティング連続100回以上出来ないといけない、っていう感覚から抜け出さないといけないと思う。

志高く!常に謙虚に。

Aki

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