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子どもたちに人の顔をたくさん見せたいと決めました

子どものお友達と偶然道ですれ違った時、私は嬉しくなって思いっきり手を振るタイプなのですが、
先日、いつものようにそうした時に気付いてゾッとしたことがありました。

横断歩道越しにお姉ちゃんのお友達がいることに気づいた時。

いつものように笑顔で手を振ったら、その子も手を振り返してくれて。
久々に見かけた子だったから、その瞬間はとても嬉しかったのですが、

1秒後に「あれ??」って
その子の表情が一瞬たりとも変わった感じを感じ取れなかったことに気づき、なんだかとってもゾワっと恐怖が湧き上がってきました。


もしかしたらニコッとしてくれたのかもしれないけど私が気付けなかったのかもしれないし、
そもそも、すれ違う人にニコッとしないといけない決まりなんてないからしなくたって良いのだけど、


一人ずつパーテーションで仕切られた机で、
おしゃべりなしで、
全員前を向きながら給食を食べる時にだけ外せるマスク。
その時以外は体育も外遊びもマスクをつけて活動している子どもたち。


たくさんのことを吸収して、どんなことも学びに繋がるであろうこの時期に
家族以外の人の顔を、表情をみられる機会が著しく減ってしまっていて、
「顔で思いを伝えること」
コミュニケーション能力で最も大切なのでないだろうか?と感じている表情の部分を、
あまり見ることができずに過ごしていくことは、
彼らが社会で活躍する時に、ちょっとしたハンデになりはしないのかな??
と、信号を待ちながら、憂いてしまいました。


時代は常に変わっているから、
コミュニケーションが上手に取れなくたって楽しく快適に過ごせる未来がくるのかもしれないけれど、
それなりに表情を使いこなせた方が、自分自身も幸せで、彩ある生活が送れるのではないか??
と改めて思ったから、
子どもたちに、人の顔を表情をたくさん見せたいなと気づいた出来事でした。



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