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【心筋梗塞】入院中に届いたものと、私の心筋梗塞事情

前回までの話はコチラ

入院準備ゼロの緊急入院!着の身着のまま入院することに

今思えば、どう考えても入院・手術の可能性が高かったはずなのに、どこかで自分はそんなに重症じゃないと思い込みたかったのか、心疾患を認めたくなかったのか、一眼レフにパソコンという仕事モード全開の荷物で病院にきてそのまま入院になった私。

一人暮らしだから必要なものを持ってきてくれる人がいるわけでもない。でも今回、結婚してなくて一人暮らしだろうと、女友達さえいればなんとかなる、助けてくれるんだということが改めてわかった。(たぶん結婚していたとしても男は使えないから役に立たなかったと思う。これは男親も同じ。男をディスるつもりはない。そういう生き物なだけで本当に仕方ない。)

サメにおしりふきに本に果物

コロナでお見舞いにはきてもらえないから、みんないろんなものを送ってくれたり届けてくれたりした。まず東京からIKEAのサメが届いた(笑)

これは東京のwework友達のりさっちから。もともとIKEAのサメを家に一匹持ってるんだけど、カテーテル手術で結局治せなかったので、左腕は相変わらず痛かったりだるかったり、仰向けで寝づらかったりしていたので、家に置いてあるIKEAのサメが本当に欲しかった。FBで“持ってくりゃよかった”とつぶやいたら、りさっちがすぐ買って送ってくれた。

これほんとにね、もし心筋梗塞になった人がいたら送ってあげてくれ(笑)この長さがものすごくちょうどいい。抱きかかえて横向きで寝れるので、左腕が痛い時も緩和されるし、きつくなくなる。入院中めちゃくちゃこのサメに助けられた。りさっちありがとね。

あけさんからは、ドラえもん柄?のダンボールでいろんなもの詰め合わせが(笑)こういう細かいところがあけさんらしいし、私のテンションをひとつひとつ上げてくれる。赤ちゃんのおしりふきは、自分が入院した時にとても役に立ったんだとか。これまじで役に立った。最初の頃はベッドの上でしか生活できなかったので、顔も洗えなかったからこれで顔拭いてたし、食事の度に箸も洗えなくてこれで拭いていた。

食事の前とか、果物はOKと聞いた父がいろいろ持ってきてくれたものを食べる時に手が汚れたりした時も、通常のウェットティッシュより少し厚めなのでめちゃくちゃ使い勝手がよかった。これは入院する人に差し入れは本当におすすめ。さすがあけさん!!

シャンプー&トリートメントに加えて、こういうヘアエッセンスとかもさー。ありがたいわけよ。入院中だと。入院して約1週間経ってやっと看護師さんに車椅子で連れてってもらって髪洗ってもらった後も、こういうのでいい香りするの、ほんとにほっとした。

りえぽんの妹ちゃんは、病院の近くだからって何回も私のお使いでいろんなものを買ってきてくれた。そして差し入れに本もね。入院して1週間以上時間はかかったけど、やっと落ち着いて久々に読書した(笑)

おおがみちゃんは果物と着替えTシャツ買ってきてくれたり。イチジク心臓にいいらしい(・∀・)みんな宅配だったり、仕事終わりだったり、休みの合間だったりにいろんなものを届けてくれた。入院準備ゼロでもなんとかなるもんだなと思った(・∀・)

私の心筋梗塞ってどうも特殊らしい

今回の私の心筋梗塞ですが、通常の心筋梗塞のカテーテル手術なら、30分で終わって3、4日で退院らしいけど、私は手術3時間半に入院二週間。

主治医の先生は言葉を選んで選んでだったけど、結局のところ3本の冠動脈?のうち2本詰まっていて、カテーテルで詰まりをとってステント入れるって説明受けたけど、実際みてみたら血管が細すぎて入らなかったんだとか。(日本で一番カテーテルうまい先生連れてきても無理レベルなんやって)

だから3時間半かけたけど、結局手術前と身体は何も変わっておらず、今詰まっているところは壊死させて、新しい血管ができるのを待つんだって。(血管って新しくできるんやね!!知らんかった。)で、薬で調整していく、月単位の長期戦だと聞いた。

7年前に不整脈が出て、検査入院した時に血管炎がみつかっていて。母は絶対にそんなはずはないって言い張っていたけど、赤ちゃんの頃に川崎病を発症した後の後遺症みたいな感じじゃないか・・・と言われていたんだけど、その時はもう枯れてしまって血管の先はデコボコになってるっていう説明だった(はず。合ってるよね?先生(・∀・))

その時は、その血管炎が何か悪さをしているわけでもないし、何かの原因になるかなんてわからない状態だったらしいので、ずーっと7年間経過観察してたんだけど、7年かけてじわじわと詰まっていっていったので、左腕痛くなって1週間も持ったっぽい。(通常は左側痛くなったら6時間以内に救急車だってよ。)

たぶん3日か4日ぐらいCCUにいて、やっと個室に移動。カテーテルで詰まり取れなかったって聞いて、最初は実感なかったけど“これはあんまりよくないやつだな”となんとなく思った。入院前まできつくてきつくて、ほんとに死ぬかと思って(いやほんとに死ぬとこやったんやけど)、

でも病院に行きさえすれば治ると思っていたけど、そうはうまくいかなかったみたい。元の生活には戻れないしなんだかコロナの新様式みたいだなぁとか思ってしまった。父も母も、コロナ中にけんかして連絡とっていなかった弟からも心配されて、これはまじで死ぬと思われていたんだなと思った。

どっちかっていうと、未だにだけどあんまり実感がなくて、周りのほうが大騒ぎ。だってもう仕方なくない?塩分制限も、前みたいに身体動かせないのも、たぶんロードももう長距離ダメだろうなとか(ここ何年か乗っていなかったが)、心筋梗塞になってしまったからもう元には戻らないのは仕方がないから受け入れるしかないよね。

だから、退院してからのこととか考えて入院中に大量の減塩レシピ本をAmazonに注文したりしてた(・∀・)この心臓も薬も食事制限も一生付き合っていかないといけないんだなと思って。
強制的に健康的な生活をせざるを得なくなったわけなので、これは神様が「いい加減、身体のこと考えろよ」と私に健康について考えさせてるに違いないと今も思っている。

心筋梗塞のこの身体とこの生活のおかげで、今まで目に入らなかったことや知らなかったことがめちゃくちゃ目に耳に入ってきてるから、これは今後の私に役に立つに違いない。塩分制限コラムとか書けるかも(*´∀`*)

てなことを考えながら前半の入院生活を終えるのでした。

続く・・・

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