0807②/ふっかるにんぷ

産休3日目。布団を干し、さてとにかく家を出るか…と思い始めた昼頃、大学時代のバイト先の人から「まさか今夜空いてないよね?」と連絡が来て「まさかのあいてます!」と即答。(おい妊婦)(明日から管理入院)

家を出る時間は夕方にして、大掃除。
(予定が入っていると諸々捗る)

そして飲み会参戦。妊娠してることを言ってなかったのでお腹の大きさに驚かれる笑。
ノンアルコールで飲み会に混ざることにだいぶ慣れてしまって素面で問題なし。独自に野菜頼んで、やきとり頼んで、最後にご飯ものちょっと頼ませてもらってしっかり飯を食べる。

まさかの娘と同級生のパパになるひと・なったひとが3人もいる!という奇跡が発生。

子供が産まれたパパサイドの気持ちが色々聞けて面白い。しかも、里帰りしないパターンの人ばかりだったのでとても参考になった。
産まれてからはずっと定時で帰って一切飲み会行ってなかったから、嫁の産後一時帰省中にほぼ毎日飲んでる人もいた(笑) 男も大変だな。

パパだけど育休とったり、とる予定な人が2人いて、めちゃくちゃ羨ましいそれ…となる。(しかも夫と同業者なのに!ホワイト)やっぱり産後の1ヶ月は大変らしい。
夫、少しでも(1週間くらい)休めるように調整してくれようとしているけれど、ほんとは1ヶ月くらい育休とってくれたら最高なのになあ。なんて欲が出てしまった。(ヨクナイ)

何においても、期待値調整は大切。
(過度な期待をしないこと)

わいわい話して、みなさん出来上がってきたのですこし早めに退散。いろんな人にお腹触ってもらったのでなにかパワーをもらった気分。(シャイガール、帰りの電車でご機嫌なのかぐにゅぐにゅ動き回っていた)

帰り道、明らかに妊婦のフォルムなのにナンパされて恐怖に震えた。そういうフェチの方とかだったら、逆に、こわい。(妊娠してから、お腹と胸以外は一向に大きくならない・むしろ痩せて華奢妊婦化しているから気が付かなかったのだろうか?)

はてさて、明日から管理入院である。
「明日から居ないよ〜」と伝えてあるが、果たして今夜、夫は帰ってこれるのだろうか。(1泊2日だけどやっぱりちょっと心細いからあってから病院行きたい、という乙女心である)

人と会うと元気になる。
明日からの入院、乗り越えられそうだ。

会社の後輩に貸してもらった川上未映子さんの「夏物語」を、入院中に読むぞと決めて我慢していたので満を持して持っていく。楽しみ。


フットワークは軽く生きたい。
これからはきっと娘がいるから色々制限はあるだろうけれど、それすらも楽しんで折り合いつけながら一緒に母として育っていけたらと思う。(なんて思いつつも)妊婦のうちに、今のうちに、会えるだけ人に会っておきたい。会いに来てもらわないと難しくなる前に。

不良妊婦と言われようとも、こうやって人と会う時間がないとバランスがとれない。だから、誰に後ろ指さされようと、知らない。妊婦に対しての神性視なんて糞食らえである。アンタッチャブルなものではなく、私はただの母体でもなく、ひとりの28歳女性である。(お腹にもうひとりいるけれど)

ただ、いま一緒にいるお腹の中の人のことは、自分の命より大切になる、そんな予感がしている。(だからといって自分を殺す必要もない)

#妊婦 #妊娠 #日記 #コラム #エッセイ #ちあきろく #30週目

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