0928/新しいお家と、ゆるむ身体

すごくすごく凄く久しぶりに
夫と一緒に過ごせる時間ができた。

まるごと1日ではないが、朝仕事に行き慌ててお昼くらいに戻ってきてくれて、引き渡しほやほやの新しいお家で、ガスやアンテナ工事。
お義姉さんからベビーベッドやバウンサーを譲り受ける。引っ越し前の、何もない空間にベビーベッド。これだけで急に赤ちゃんを迎える感が湧いてくる。一番身近で、現役で男の子3人!の子育てをしているお義兄さん夫婦、とても心強い。いつもありがとうございます。

1番上の甥っ子も一緒にやってきて、まだ何もない家を探検していった。何だかすっかり小学生になっていて、この夏は「蚊取り名人」になったらしい。「せまいお家だ!」というどストレートすぎる感想に大人たちドキドキ(笑)。子供は素直だ。確かにちょっとせまいけど、上手く工夫すればきっと大丈夫、な、はず。

記念すべきトイレ一番乗りは甥っ子である。そして追いかけるように夫がもう一つのトイレを使っていて、なんだか特に後者にマーキングの習性を感じて笑ってしまった。トイレ開通!

そして、ソファーを探しにゆく。
ああでもないこうでもないねと、一緒に新しく住む空間に想いを馳せる時間って、贅沢。そしてなんだか、ひさしぶりすぎて嬉しい。
そんなに広い家ではないからこそ、家具は賢く揃えないと大変なことになりそうだね…と、甥っ子の意見を受け真剣に考え始める。(焦りすぎていて、生きていける最低限の機能が揃えばとりあえずいいという発想になっていたけれど)

ちょっとせまいけど、2人で、そしてもうすぐ3人ではじまる生活の中心になる「新しいお家」は、なんだか、やっぱり、うれしい。

結局、珍しく悩んでしまって時間切れ。
もう一回くらいみにこれるといいなあ…。
(授乳したりするとき、ソファーがあった方が絶対に楽だろうな…と思っている)

夕食は、前に会社のグルメな方に教えていただいて、夫を連れて行きたいな〜と思っていた「すき焼き屋さん」がたまたま空いていたので足を運ぶ。シメの肉の旨味が溶け出した甘辛い汁で作ってもらう雑炊が絶品なのだ。
妊娠糖尿病的には、たぶん完全にアウトな食べ物だけれど…今日だけ今日だけと言い聞かす。最近最終段階に入っているゆえにちょっとゆるみがちである。(反省はするが後悔はない)

ゆるんでいるといえば、骨盤が緩んできているのか、娘が下がってきているのか、右足の付け根が外れそうなくらい変な違和感を持って激痛が走る時がよくある。あとなんだか股のあたりがチクチクする違和感がある。

さらに膀胱が圧迫されているのか、くしゃみをすると、だいたいアウト。ゆるんでいる。

ついでに涙腺もゆるんでいるようで、
徹夜作業に備えて仮眠をとる夫にくっついていたら涙が出てくる。愛しさと、切なさと、心強さ(というより心細さ起因?)と。

はやく落ち着くといいなあ。
生まれてくる前に、すこし2人で過ごせる時間があるといい。生まれた後も、3人だけでまるごと過ごせる時間が、あるといいなぁ。

夫を見送り、うとうとタイムを逃して、また寝付けない。まだまだ強い(そして重たい)胎動に、夕食のすき焼きが掻き回される。きっともう、せまいおなかの中。もうすこしだけ待ってね。

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