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0116/ちいさなネイリストと、インターホンとサイレンの音。

娘のちいさな爪は、ちいさいのに一丁前に(なんなら大人よりも早く)伸びてくる。そしてかわいい顔を引っ掻いて傷つけたりするので、私は娘の専属ネイリストとして日々ケアに奮闘中。今日はしっかり目に切ったところ、右手の中指の爪を深爪してしまった。ちいさな指先に血が滲んで、怯む。
ごめんねと慌てるも、一方の娘は泣く様子もなくそのまま気がついたら爪を切られながら眠っていた。こんなに全面的に信頼されているのに、失敗してごめんね。精進しなくては。

……
徐々に回復をみせる夫はウイルス性胃腸炎なので自室に隔離中。何か欲しいものある?と聞いたら「むすめ」と言うので残念ながら却下。さみしいだろうけれど今しばらくの辛抱である。(私がさみしいので「ちょっとハグしていいかね?」と聞いたら、うつるでしょ即刻却下された。しばし辛抱)早く良くなりますように。

おなかに優しいごはんって何だろうな。
今日は(お医者さんからOKでたので)仕事に出かけた夫に、夜ご飯はなにかとびきり優しいものを作ってあげよう、そうしよう。

………
救急車の夜によって何でもない日常のかけがえのなさを思い知る。どこかでなる救急車のサイレンの音の裏には、誰かの一大事なんだなとすこし胸がきゅっとなる。

…………
何故か、おっぱいあげているときに限ってインターホンはなる。(ありがとうAmazon、こんにちはふるさと納税返礼品)むすめは泣く。
帰って乳を出すも集中力が切れていてちょっと飲んでは「最高!」と満面の笑みで見上げてくれる。可愛いけど、可愛いんだけれど、おっぱい飲んでー!と思っていると、ふわりとご飯が炊ける匂い。あゝうんちがでたのね。食事しながら排便、器用だね。

かけがえのない日常。大切な家族。
どこかでサイレンの音。

#ちあきろく #日記 #コラム #エッセイ #育児 #夫婦 #子育て

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