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【22週】むすめんたる

東京に戻ってきた。いろいろあって、里帰りせずに東京で産むことになった。
あまりにも忙しすぎるお寺の年末年始を超えて、ずーっと頑張ってくれていた母の体調が急激に悪化してしまった。
元々持病が5年ぶりに再発していたが発症はしていない状態だったのが、急に、ここにきてガクッとはじまってしまった、のだ。
母の調子が悪いと、娘の私はものすごく不安になる。2歳の娘とお腹の赤ちゃんの母であり、夫の妻である私を差し置いて、娘の私がふるえる。心配だし、これで東京帰って、次会えるのは産後どれくらい経ってからだろうか。手術することになったとしても、きっとコロナもあるしそれ以前に妊婦だから帰ってくるのは難しい。
ただただ、いろんなものを乗り越えたのちに、また元気に会いたい。2ヶ月ずっと一緒にいたので離れるの寂しいだろうと思っていたが、それ以上のおっきな不安で気をつけないと目の前で泣いてしまいそうになる妊婦ホルモンバランス。
幸い出産前後の4〜5月は夫の仕事が緩やかになるはずなので、何とかなる、気がする。けれど産後の6月が不安だ。そのくらいの時期に母にヘルプを出せるくらい回復していてくれたら一番いいのだけれど。(こればっかりはわからない)

実家(寺)にいると家業と娘のケアと家事とで忙しそうで、逆に東京にきてもらったほうが保育園もあるしとにかく来客もないし穏やかに過ごせていそうだった。もし助けてもらうにしても、来てもらう方がきっと負担が少なそう。6月くらいに元気になったら助けてよ、と言ったら「生きてたらね」と言われて、不覚にも泣いてしまった。そういうこと、冗談でも言わないでよね、と娘の私、私も娘。
そばにいたい気もしたけれど、孫が心配しないように空元気させてしまうから、東京がどんなにオミクロンでコロナコロナでも帰ってきた方がよかろうと思い予定通りただいまパンデミック東京。

東京。
ネットスーパーがあるって便利。

夫が超久々のゆっくりdayだったので、ひさしぶりに3人でにペンギンを観に行く。「元気になったら、パパと、ママと、ちあきと、ペンギンいこうね!」と何度も約束していた、実に3ヶ月ぶり。3人でお出かけ(というか私とお出かけ)が出来る事を思いっきり嬉しそうにする娘が可愛すぎる。

つい1ヶ月前までは寝たきりだったけれど、ここからなんとかワンオペ(3月まで土日も含む)生活をまわさなくては。そしてもう頼れない、絶対に倒れられない、なんとか元気にここで産むしかない。産んで、育てる。二児の母になる。

無痛分娩にしようかな、とも考え始める(まだ間に合うのだろうか…?)産後の回復がはやいと聞くし。

兎にも角にも頼れる人をたくさん作って、何とかするしかない。なんとかするぞ、と、言い聞かす。母だもの、わたしは。

そんな矢先のお迎えをお願いしているファミサポさんが職場で濃厚接触。(戻ってきて今日が初日の予定だったので、ある意味絶妙なタイミングで接触は免れた、けれど、来週からどうしよう…)


そんなコロナで、そんなこんなで。
なんとかがんばらねば。
NO MORE 絶対安静…!

#日記 #コラム #エッセイ #妊娠 #2歳児 #育児 #子育て #ちあきろく

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