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0414/おいしさのおかえり

昨晩、さぼてんのトンカツを食べた。
ひさしぶりに本当に「おいしい…!」と感じたことが嬉しくて嬉しくて小躍りしそうになった。トンカツも美味しいし、おかわりできる山盛りのキャベツもとても美味しい(3皿くらい食べた!)あと炊きたての麦ご飯も美味しいし、赤味噌となめこのお味噌汁も美味しい(二杯目お代わりしたのは食べ過ぎだったけど)。

食べ物をおいしいと思える感覚は幸せだ。
これだけで生きる上でのかなりの分の幸せが返ってきた気がした。目の前で「おいしいね、安定してきたねよかったよかった」という夫には、きっとわかるまい。この「おいしさのおかえり」の感動はわかるまい。今までは食べ物を目の前にすることすら苦痛(食事は苦行)だったのだ。この喜びは、つわりを乗り越えた人間の特権である。

先週の土曜から何か一線をこえたようで
(13wと2日くらい)ぐっと楽になってきた。

最近野菜が美味しい。
レタスをよくちぎって食べている。
自分でサラダにする気力も出てきたし、スーパーで買い物もできるようになった。(そもそもスーパーの匂いだけで吐きそうになるので行けなかった時期から比べたら天国のよう)

「あーこれは」気がついたらつわりのしんどかったことなんてすぐ忘れてしまいそうだ。記録しておいて本当に良かった。毎日気持ち悪いとだけ書いていたこの日記をあとで見返したら面白いだろうな。基本的に「最低の気分」の時って後から見返した時には笑えるのだ、だから、残しとく。

結局「マタニティ・グレイ」は勢いにまかせて最後まで読み終わった。自分の週数を超えてしまったところからはすんなりと読めた。(それにしても主人公がいい気分になるとお酒に平気で口をつけるのは、本当に大丈夫なの…と心配になってしまう)余計なお世話ですね。

陣痛などは未知の世界。

上の本では「自然なお産」が書いてあったけど(具体的にどのあたりが自然かあんまりわからなかった)とにかく痛いのは怖い。それでも昨日分娩予約で「無痛分娩」に丸をしなかったのは、ある種の怖いもの見たさであろうか。陣痛はじまったら忘れないようにメモでもとろうか。(余裕ないか)

そもそももしかしたら帝王切開になるかもしれないのだ。(着床がゆっくりだったので低置胎盤気味らしい)なんでもいい、元気に生まれてきてくれるなら何でも。のんびり屋さんなんだな。

それにしても、やっと活字を読む活力が出てきたことが嬉しい。(ちょっと前までそんな気力は微塵も残っていなかった)

続けて、よしものばななさんの「こんにちは!赤ちゃん」を図書館で借りてきたので読むとする。小説よりエッセイのが素直に読めるかも。先輩方の経験をなぞる。

GWには所謂安定期。
なんとか、そこまで、無事に辿り着きたい。

#妊婦 #妊娠 #日記 #コラム #エッセイ #ちあきろく #14週 #たべもの

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