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0215−19/「最も個人的な事が最も創造的な事」だとしたら

タイトルの「」内は、ポン・ジュノ監督がアカデミー賞のスピーチの時に引用していたマーティン・スコセッシ監督の言葉。
ちあきろくをつけ始めて1年。せっかくなのでひとつの節目として、はじめてfacebookというリアルなつながりに、この「ちあきろく」のことを投稿してみた。あまりにも個人的なことを、感情を、そのままに書いているので、かなり緊張しながら。(なんなら怖すぎて、投稿した30分後に一度投稿を非表示にしたほどである)

でも、こんな長い日記たちを読んでくれる人なんて、きっと私に、もしくは私の書いている内容に、ポジティブな意味で興味を持ってくれる人に他ならないだろう(批判的に読むにはあまりに投稿数が多いし、わざわざ読んでくれるなんてもう、そんなの、好きでしょ!)と思って、開き直って、もう一度表示してみる。誰かに届きますように、と。


すると、その日からぽろぽろと、コメントをくれる人、直接メッセージをくれる人が現れた。中高の同級生や、大学の友達や、舞台で一緒だった仲間や。かなりひさしぶりの友人からも連絡が届いた。子育てしている人も、そうでない人も、とにかく心のこもったメッセージをくれたのだ。中にはこの「ちあきろく」をはじめからひとつずつ読んでくれる人もいて。そしてわたしの文章を「好きだ」と言ってくれて。「子供を、夫を、大切にしようって思った」と言ってくれて。「自分も書こうと思った」と言ってくれて。

とんでもなく、嬉しかった。
夫にメッセージをもらうたび、小躍りしながら報告するほどに嬉しかった(夫には、このnoteのことはなんとなく伝えているけれど「俺が読んでると思ったら意識してかけなくなるでしょ?だから読まないよ」と言っている。真相は知らないけれど。私に何かあったら読んでくれ、とだけ伝えている。なにせこれは、長いラブレターなのだ)

みんな色々思うよね、悩むよね、かけがえのない瞬間ほど一瞬で流れていってしまうけれど。

ひとりひとり、それぞれにとんでもない物語を抱えながら生きていて、でも話しきれない。話すときはついついその刹那の事ばかり(たとえばつい愚痴だとかが)出てしまうけれど。

読み返した時に、瞬間瞬間の記憶がふわりと蘇るように。これからきっといい事も悪いこともあるけれど、いまこの瞬間の想いはここに取っておこう。

超個人的なことだからこそ、誰かの一瞬と重なるかもしれない。

何はともあれ、書き続けよう。
そう心に誓ったのでした。

そしてことばを好きになってもらうのが、一番、照れるしうれしい。本当に嬉しい。読んでくれて、メッセージをくれて、ありがとう。

(今週はあまりにも書きたいことが渋滞している、どうしよう)


【今週のちあきろくダイジェスト】

0215
児童館デビューを果たす。まだマットに転がっているだけだが、果敢に声を出す。やはり他の赤ちゃん(1歳くらいの子が多いけど)に刺激をもらうらしい。そして哺乳瓶を克服!(乳首の見直し大切…SS→Mにチェンジ、ミルクの温度が丁度よいとしぶしぶ飲んでくれた。SS新生児用でだいぶ飲みづらかったよね、ごめんね)

0216
出発ギリギリまで結婚式の手紙を読み聞かせていたら(リアクションくれるしよい練習相手)なんと寝返りを85%成功させる!(下になった左手が抜けなくて泣く)はじめて1日はなれる、おっぱいがパツパツに。鎖骨の下までパンパンに張ってあふれ始める。なるほど母乳パッドはこういう時に必要なのか。(手で絞ってコップ一杯分搾乳できるほど)

※結婚式の話は長すぎるので別の機会に。(飛行機の中で長いメモを書いたのだけれど、書ききれていない)

0217
朝イチ飛行機で帰宅。あふれんばかりの乳、岩のよう。
ひさしぶりの我が子可愛い、かわいすぎる、どうしよう。

0218
おっぱいパツパツの反動で、乳枯渇。母乳の量自動調整機能が裏目に出る。
(足りない場合はミルク飲むようになったので結果オーライか?と、思うもミルク作りひさしぶりなのでややあたふた)

なるほど母と子は、離れられないように上手いことできている。

0219
今日で4ヶ月!

児童館のプレイマットの上で、なんと寝返りを100%成功させる!(手が抜けた!)思い思いに遊ぶおっきな赤ちゃんたちをじっと見つめる。はやく一緒に遊べるようになるといいね。おっきな声だけは一人前。(寝返りができたあと、興奮して雄叫びをあげていた)

そんなこんなで。
娘、寝る前に足を左右によいしょ、よいしょと、ふみふみするのがとても可愛い。今日もがんばったね。おやすみなさい。

#日記 #コラム #エッセイ #ちあきろく #育児 #子育て

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