見出し画像

【11w入院6日目】退院前夜

紆余曲折あって、とりあえず明日退院することになった。退院してもいいよ、と言われているのに入院をしているのは居心地が大変悪かった。果たして無事に、自宅安静はできるのだろうか。がんばる。娘に会えるのが嬉しい。(抱っこしないことをここに誓います)
入院して1週間、出血は止まった模様。絨毛膜下血腫は相変わらずなかなか立派なサイズ(7センチくらいあった)なので、先生曰く「まあ何度か出血して、入退院を繰り返すするものですから」らしい。次出血したらまた入院、3日間抗生剤の点滴、血が止まった退院という感じだろうか。いずれにせよ爆弾を抱えたままの妊婦生活になりそうだな…と言う感じである。

とりあえず絶対安静は続くので、家でも寝たきりの予定である。お義母さんがめちゃくちゃ家を片付けてくれているのが電話の時の確認の端々でわかるので、なんかもう本当に、申し訳ない…。(私は確実に片付けができない類の人間である&悪阻でそれどころではなかったのでえらいこっちゃだったろうな…)

妊娠11週に突入し、ずっと寝たきりでいるからか、悪阻に関してはすこし和らいでいる。まだすこし気持ち悪い感じはあるし、食事に対して積極的になりきれない部分もあるけれど…(ねぎ、たまねき、にんにく、ニラさえなければなんとかなる気がしてきた)つわり用で出してもらっていた入院中の食事は、7〜8割食べられるような状態。空腹になった時にカロリーメイトを齧る。入院してからは、一度も吐いていない。入院した日は焼きそば吐いてたもんな、そう思うとだいぶマシになった。なんとなく胃がもたれてる感じ。

前の妊娠の時は13週くらいで楽になっていたようだったので、あと2週間くらいしたらスッキリしないかな…でもお義母さんにご飯お願いする生活になるからとにかく、つわり、おさまってくれ…と願うばかりである。

スッキリしたら食べたいと思ってた外食たちにいけるまではどれくらいかかるのだろう…絶対安静はいつまで続くのだろうか。悪阻の酷そうな妊婦さんも入院していて、トイレに近いので嗚咽の音が聞こえてきてもらいそうになってしまうので精神統一…。


とりあえず、いま、この状態になって、一番大変なのは確実に私ではないのだ。私を寝かすために夫やお義母さんや、そして娘が、色々無理してくれてるんだもんな。急な休職で私の業務を引き受けてくれている会社のチームの人たちにも。感謝しかない。役立たずでお荷物だわ…と、思うけれど、お腹の中で命育ててるのだから重大任務である。とにかく、横になるぞ。

流産リスクが下がると言う12週の壁をとりあえず超えたい。つわりが終わると言われる15週にはやく行きたい。19週くらいまでに、絨毛膜下血腫が小さくなってくれていたらいいな…再入院になることなく、吸収されてくれますように。1週間ごとの変化がものすごく大きい、気がする。


お義母さんにあと半月お世話になって、そのあと実母に1ヶ月くらいフォローで来てもらう予定。(ひとりで娘のケアできるところまで回復できるのはいつになるだろう…)仕事は11月下旬までいったん休職。

妊娠出産って!ほんと!
なんかとんでもない奇跡の連続だこと。
そして第二子となると、そのトラブルが上の子のケアにダイレクトに繋がってしまって、大変だな…と改めて。うー、がんばる。

昨晩、1時間半くらいお腹が定期的にぎゅーっと絞られるような痛みがあり、陣痛…?!と焦る。ついナースコースを押す。とりあえず様子を見ましょう、と言われて、冷や汗をかきながらベッドで耐える。結果的にはそのあとお腹を2回下して、腹痛は治まっていった。「よくある腸管トラブル」と言われたが、ついつい色々悪いことばかり考えて検索して、生きた心地がしなかった。自分の心を守るためにすぐネガティヴな方向に想像を振り切ってしまうの、よくないな。信じなくては。

毎日エコーで動いているのをみてホッとする。
お腹の上からでも心拍がわかるようになった。

祈るような気持ちで、お腹の中の命を守る。
今日も元気な赤ちゃんの泣き声が聞こえる。
きみの声が聞けますように。

#妊娠 #日記 #コラム #エッセイ #ちあきろく #絨毛膜下血腫 #11w  #子育て

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?