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ちがう、そうじゃない。(自己犠牲でなんとかするのは違うと気がついた話)

月曜のお迎えコールから発熱が続いていたが、やっと今朝熱が下がった。

寝かしつけ後やお昼寝の隙をみて作業を進めて無理やり自分で何とかしようとしていたが、体調が悪い娘は咳き込んで30分刻みですぐに起きるし起きている間はずっと抱っこマンだから仕事なんてできるわけがない。昨日は保育園お休みのなか看病疲れを心配して助けにきてくれた伯母に見てもらっている数時間作業したりして何とかしようとしたが、やはり時間が足りない。入稿、このままでは絶望的に間に合わない。おやすみの日で補填することも、夫仕事で平日と結局状況は変わらないのでできない。ストレスで吐き気がする。

いや、でも、そもそも、違う!そうじゃなくない???と思い始めた。
休日出勤という扱いにもならず、深夜残業という扱いもされず。

そもそも私は厳しい、スケジュールが厳しく子供のトラブルが発生した場合間に合わない可能性があることは復職前から伝えていた。そうなった場合はフォローお願いしますとずっと訴え続けていた。フォローしてくれたのは「細切れ時間で作業した場合の勤務表の付け方」だった。リモートだし有給にしなくていいよ、と。でも、違う、そうじゃないのだ。そうじゃない。

私の伝え方が弱いのもあった。
何とか自分でしようとしすぎてしまった。
(こうやってすぐ自分の責任にしてしまうのもいけない)

よく考えたらこれはマネジメントの問題でもあり(だって復職してまだ2週間、早めに作業をしておく貯金をする余地もなく、勤務時間内はベストを尽くした)原稿製作から巻き取りをお願いすることは、決して甘えではない。

「ママさん」だから大変ねえ、と言われ、「ママさん」だけどやれるぞという姿をみせたくて、意地になって何とかしようとしたけれど、よく考えたら私時短で給料は8割なわけで、時間内でベストを尽くしたわけで。

こんなのは、甘えじゃない。
逆にここで無理やり何とかしてしまうことの方が、長い目で見て「なんとかなる」と思われてしまって問題だし、あとに続く人たちに迷惑がかかる。

今日、隙間時間で仕事するのはやめた。
そして明日朝一で、一部作業を巻き取ってもらいたい件を伝えよう。

「めんどくせえな」と思われてもいい。そういう態度をとったら向こうのほうが問題がある。嫌われたっていい、ヘラヘラしているから付け込まれる。

強くならなくては。
泣いて泣いて泣いて絶望して、やっと、ちょっと前が向けた。


………
と、書いてから苦しくて放置していた会社の携帯を何気なくみたら、先輩から業務折半しませんか、とメッセージが届いていて、声を出して泣いた。同期からも心配されていた。とんでもなく孤独だったことに気がつく、つらかった。思うように仕事ができないことも、やっぱり、つらかった。ちゃんと、助けてくれる人はいた。

#育児 #コラム #エッセイ #日記 #子育て #ちあきろく #復職 #保育園の洗礼

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