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1228/なんにもしてない日々

「今日、なんもしてないなぁ」と夫が呟いた。
それがなんだかすごく寂しく響いて、なんでだろうと考えながら夕食の皿を洗う。寝かしつけをしてくれている間に作ったのでいつもよりちょっぴり丁寧な夕食。(パリパリ皮のチキンステーキなど※温め直したが)

仕事がなんとか収まった様子の夫。
年末年始はゆっくりできるようだ。嬉しい。
おっぱいのしこりが不安だと言うと「ちあきみてるから病院いっておいで」と言ってくれたので電車で20分ほどかかる病院へ。娘と離れて外出するのは、たとえ病院だとしてもその身軽さに、すこし心が躍る。(思えば、電車を使う距離まで離れたのは産後はじめてのことだった)

授乳間隔は約3時間。
ネットで評判がよさそうだった病院は、とてもしっかり説明してくれる先生だった。嚢胞と乳瘤と乳癌の違いについてなど、ほぼこれは授業なのでは?というくらい詳しく教えてくれた。(教科書を写メとりなさい!とまで言われる笑)
エコーを見ながら答え合わせの要領であった。結果はおそらく良性の嚢胞(2.5センチあった)。とりあえず、ひと安心。エコーの写真と先生のメモを持って帰る。

そんなこんなでタイムリミットの3時間をオーバーしてしまいドキドキしながら駆け足で帰る。(お腹減ったと泣いてるよーのLINEに哺乳瓶用意しとけばよかったと焦る※現在完母)幸い寝てくれたらしく、そっと起こしてさっきエコーでぐりぐりされたおっぱいをあげた。飲み終わった娘の満足げな表情にほっとする。

その後せっかくなので、ランチに繰り出そうということに。歩いて行ける距離に回転寿司があるので、ベビーカーでお出かけ。これまた初の、ベビーカーでランチデビューである。
まだ慣れてないので乗せるときにぐずるも、おっぱいあげた後だったので店ではよく眠ってくれ、お腹いっぱい寿司を食べられて幸せだった。
もうすこし大きくなってキラキラした目でお寿司を追いかけるであろう娘の想像、可愛い。

お出かけから帰ってきて、それぞれソファーで読書。バイブルを作るタイプの夫は「赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド」を読んでいた。(それにしてもなぜ[ママにも優しい]なんだろうな…パパには?)
私ははじめて買った「ひよこクラブ」を読んでみる。娘は夫の膝の上でよく寝ている。

ネントレの極意を読み「どうやら7時には寝かしつけた方がよいらしい」と夫が言いはじめる。ただ現実的にそれはなかなか大変では…となだめ(最近やっと24時から22時に時間がセットされつつある娘※寝かしつけ2時間泣きっぱなしだった経験あり)

とりあえずこの3つを
ゆるく守ってやってみることに↓

・7時に起きる
・7時にお風呂(無理な時は朝イチお風呂)
・7〜8時寝かしつけ

結果的に、今日は一回戦目で夫が約45分で寝かしつけ成功!(拍手)しかしその30分後に目覚めてギャン泣き。そこから1時間半(出来上がった夕食は冷めてしまった)寝かしつけ、22時半に眠った。22時頃に『最終兵器おっぱいかしら…?』と現れた私が抱っこしたとたん泣くのをやめ、にこにこしお喋り始めたことにショックを受けていた。(タイミングもあるのよ、と、なだめる※夫を)

………

そんなこんなで、私にとって今日という1日はなんだか、とても、充実やしていたのだ。

そしてたぶん「今日なんにもしてないなぁ」と夫が呟いた1日は、私にとっての(子育て以外)なんもしてない今の日常なのだ。むむむ。

そっか、それで、なんか寂しかったのか。
と、1人内省する夜。

明日は、産後、はじめての夜の飲み会参戦である。ダメ元で聞いてみたら夫が「行っておいで!」と言ってくれたのだ!最高すぎる、アイラブユーである。とてもとても楽しみ。

授乳間隔1回分スキップし、
6時間ほど娘と離れる予定ははじめて。

哺乳瓶大丈夫かな…と事前準備を進める。

2月に遠方で友人の結婚式があるので、その日までにすこしずつすこしずつ慣らしていかねば。(一晩離れられるのだろうか※要事前準備)

明日はもっと子守の時間が増える夫に、大好きな夫に「なんにもしてないことはないよ」とそっと伝えよう。だってそれじゃ私は毎日なんにもしてないみたいじゃない、って。(全然そんな気はないことは知ってるのだ)

ああ、ついつい夜更かししてしまった。

寝かしつけが早くできるようになったら、ゆっくり大人の時間がとれるだろうか。それは、ちょっと、嬉しいな。

「ひとり」に戻る時間も必要なのだ。
風邪気味なのに夜更かしをする。寝たくないと泣く娘の気持ち、実はちょっとわかる。

でも明日もきっと楽しいから。
そう言いいかせていつも寝かしつける。

おやすみ、またあした。

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